文房具メーカーの仕事、業務内容

文房具の企画・開発を行う

鉛筆、消しゴム、ボールペン、はさみ、クリップ…など、私たちは日常、たくさんの文房具を使って生活しています。

今や、文房具は文房具店のほか、雑貨店、ホームセンター、量販店、コンビニ、書店、スーパー百貨店など多岐にわたる場所で購入することができますが、そうした場所で取り扱われている多種多様な文房具を生み出し、世の中に届けているのが文房具メーカーです。

文房具メーカーの仕事は、大きく分けると「企画」「生産」「営業」といったものに分かれており、各部門に所属する人がそれぞれの役目を果たしながら、協力して働いています。

では、文房具メーカーの代表的な仕事について詳しく紹介していきましょう。

文房具メーカーで働く人たち

商品を企画する

今、店頭に並んでいる文房具はすべて、誰かの「こういった商品を作ろう!」というアイデアから誕生しています。

文房具メーカーにおいて、その役目を担うのが企画・開発部門の人たちです。世の中でどんな商品が求められているのかを調査し、新製品の企画を立案、それをどうやって販売し、売上をアップさせていくのかまで一連の流れについて考えます。

また、すでに販売している商品の使い勝手やデザインを見直すなど、リニューアルを検討することも重要な仕事の一部です。

商品を生み出す

「こういう商品を作る」と決定したら、実際に工場で生産を行います。

生産するには材料が必要になりますが、生産部門ではそれを専門業者から仕入れるにあたって価格交渉や在庫管理を行います。

また、工場設備の設計や配線、保守などの技術面を担当したり、コストやスケジュールを踏まえた量産体制を整えたりすることも、生産部門の大事な役目です。

商品を届ける

生み出した商品をお客さまの元へ届けるためには、商品を販売してくれる店舗を見つけなくてはなりません。

営業部門では、既存のお客さまへの新商品を提案したり、より多くの商品を扱ってもらえるように営業をかけたり、自社の商品をもっと多くの店舗で置いてもらうために新規のお客さまを開拓したりします。

また、お客さまからのニーズや商品に対する意見・要望などの声を拾い上げ、社内に届ける役目も担っており、まさに外と内をつなぐ橋渡し的な存在といえるでしょう。

裏方として会社を支える人も

上記が文房具メーカーの代表的な仕事ですが、たいてい各企業では、部門や職種の名称は「商品開発」「研究」「品質管理」「製造」「国内営業」「海外営業」といったように細かく分けられています。

このほか、他の業種の企業と同じように、人事、総務経理、事業戦略、ITなど、会社そのものを裏方として支える人たちも大勢活躍しています。