産業カウンセラーの給料・年収・時給

組織に勤める産業カウンセラーの年収

産業カウンセラーにはさまざま勤務形態があり、それによって給料や年収も大きく異なります。

民間企業や医療機関、公的機関の人事部や総務部で正規雇用される場合、勤務先の給与体系に応じて固定給をもらうことができるので、最も安定した生活が送れるようです。

一般的な会社員と同じで、中小企業であれば年収200〜400万円、大企業であれば年収500万円以上となります。

また、派遣やパートタイマーなどの非正規雇用で働く産業カウンセラーの場合は、時給で1500〜1800円前後となるのが一般的です。

いずれにしても、とくに収入が高いというわけではありませんが、平均的な収入を得ることはできるといってもよいでしょう。

ただし、派遣やパートタイマーの産業カウンセラーの場合、仕事量自体がとても少ないことがあります。

「一週間に一日だけ社員のメンタルヘルス相談に来てほしい」「三日間限定の社員向けの研修プログラムをしてほしい」などの依頼も多いので、仕事量の少なさと比例して収入も少なくなってしまいます。

安定した収入を得たいのであれば、正規雇用の道を探すのが理想的でしょう。

独立開業する産業カウンセラーの年収

産業カウンセラーのなかには、独立開業して仕事を請け負っている人もいます。

今の日本で、この資格だけで独立している人はそれほど多くはなく、収入に関する統計もありません。

しかし、なかなか顧客がつかず経営が厳しいという事務所も珍しくはないようです。

今の日本にはカウンセリングの習慣が根付いていないので、仕事のことで悩んだときに第三者にカウンセリングをしてもらうという発想を持っている人が少ないのが現状です。

このことが、産業カウンセラーへの依頼の少なさにもつながっていると考えられます。

これからもっと世間の理解を広げることで、産業カウンセラーへの仕事依頼や収入を増やすことが課題とされています。