夜間や通信で作業療法士の資格を取得できる?

通信過程による作業療法士の資格取得

作業療法士になりたいと思ったとき、できることなら通信講座で学びたいと考える人もいることでしょう。

しかし、残念ながら作業療法士になるためには、国に指定された養成学校(大学、短大、専門学校)で学んで国家試験の受験資格を得る必要があり、通信講座を利用することはできません。

国家試験そのものを対策するための通信講座はありますが、受験資格を得るためには昼間または夜間の作業療法士養成学校で3年以上学び、所定の過程を修了する必要があります。

話をまとめると、通信での資格取得は不可能ですが、夜間であれば資格取得を目指すことは可能です。

夜間過程による作業療法士の資格取得

夜間学校に通って作業療法士を目指す人は決して少なくありません。

とくに、社会人が作業療法士へ転職したいと考える場合、昼間は現在の職場での仕事を続け、夜間の時間帯で学校に通うケースが多いようです。

ただし、夜間の学校といっても複数あり、学校によってカリキュラムは異なりますし、学費なども違いますから、よく比較して決定することが大切です。

また、働きながら学校に通う場合は、できるだけ職場の上司に相談しておくことをオススメします。

というのも、作業療法士の養成学校では必ず実習があり、どうしても昼間に時間を確保しなければいけないことがあるからです。

その際に、職場の理解がないと学校に通うことができず、せっかくがんばっていたにもかかわらず、厳しい状況に追い込まれてしまうこともあります。

夜間でも実習は必須

このように、作業療法士の養成学校では、たとえ夜間課程であっても実習については昼間に行われます。

実習期間は1週間から6週間、長ければ8週間ほど続くことになるため、その時間をどう確保するかは事前にクリアしておくべき課題となるでしょう。

実習期間中はレポート提出も頻繁に行わなくてはならず、帰宅してからも作業に追われます。

夜間課程で作業療法士になることを目指している場合には、この実習を乗りきれるかどうかということまでよく考える必要があります。

国家試験のための対策も必要

夜間過程では、どうしても勉強する時間が限られてくるため、できるだけ早い段階で国家試験の対策をする必要があります。

学校でも試験対策の講義が行われるところは多いですが、まかせっきりで合格することは難しく、自分でも意識を高く持っておかなければなりません。

自分で勉強する時間を作ることができないと合格は厳しくなってしまうでしょう。

仕事との両立は、国家試験の対策という面でも重要なポイントになります。

仕事をしながら職場の理解を得て、勉強の時間をつくり、国家試験に合格している人もいます。

仕事を辞めなければ絶対に合格は無理というわけではありませんから、自身の置かれている状況なども踏まえ、どう行動するかをしっかりと検討してみましょう。

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