パティシエの悩み

パティシエの職業病

パティシエの職業といって一番に挙げられるのが腰痛です。これは飲食業界に携わる人みんなの悩みともいえますが、パティシエは立ち仕事。

また、同じ場所で同じ姿勢をとりながら作業をする時間が長いため、足腰への負担は相当なものです。

そして、厨房によっては食材の品質を守るためにかなり室温を下げていることもあります。体が冷えるため、より腰に負担がかかるという声も聞かれます。

また、腱鞘炎もパティシエならではの職業病です。大量の生地を練ったり、ボウルに入ったクリームを混ぜ続けたりすると、どうしても腕に負担がかかります。

悪化すると痛みでものを握れなくなることもあるため、早めに病院に行くなどをして対処しなければなりません。

さらに、まれにですが小麦アレルギーを引き起こす人もいます。小麦を吸うだけで気分が悪くなったり、ひどければ呼吸困難になったりします。

それまで何の症状もなかった人が、毎日たくさんの小麦粉を使用するうちに、突然こういった症状を発症してしまうようです。

友人や恋人と休日が合わせにくい

パティシエは激務です。勤務時間は勤務先によって異なりますが、早いところだと朝4時ごろから仕事がスタートします。

そして、店が閉まった後も翌日の仕込みをしたり、自分の練習を行ったりで、結局帰れるのは日が変わってから…なんていうことも。

また、土日祝日は勤務となる職場が多いことも特徴です。世間が休みでも自分は仕事という状況が多く、友人や恋人と遊ぶ時間がとりにくいといったことは悩みです。出会いのチャンスが少ないと嘆く人もいます。

さらに、パティシエが最も忙しくなるのがクリスマス前。秋から準備が始まり、12月に入ると長時間の残業や徹夜になることもあります。

年末に向けてみんながだんだん浮かれ気味になっていく中、パティシエは厨房にこもってひたすら作業…ということになります。

とにかくお金が貯まらない

非常に多忙な生活を送っているパティシエですが、忙しい分だけお金がたくさんもらえるというわけではありません。

他の業種に比べても給料が安い場合が多く、どれだけ仕事が長引いても決まった額だけで残業代は支払われないということもあります。

パティシエとして大きく稼げるのは、世間から一流だと認められ、独立して自分のブランドを持つ一部の人だといえるでしょう。

見習いのうちは生活するだけでも大変ですが、多少お金に余裕があるときも、自分でお菓子作りをするための食材や道具に使ったり、勉強のために洋菓子の本を買うのに使うくらいで、それ以外のことにまであまりお金を使ったり貯金する余裕がない、という人は少なくないようです。

仕事体験談