メンタルトレーナーの給料、年収、収入

平均年収を出すことは難しい

メンタルトレーナーは、最近になって徐々に知名度が上がってきた職業ですが、日本ではまだメンタルトレーニングを専門的に行う企業や団体はそう多くありません。

多くの人は、スポーツ団体や一般企業、カウンセリング施設、医療機関などに所属するか、フリーランスの形で、各現場でメンタルトレーニングの知識を生かして活躍しているのが実情です。

そのため、給料について考える場合もメンタルトレーナーとしてだけの金額を出すのは難しいところがあり、各職場における仕事内容や経験、役割などによって、給料にはだいぶ幅があります。

一部、精神疾患を持つ人や対象としたメンタルトレーニングを専門的に行っている企業もあり、そこでの年収は300万円~500万円程度となっているようです。

経験や実力があればあるほど、高い給料が得やすい職業です。

他職種に就いた人が資格を生かして昇給する例も

たとえば医療現場では、採用受験として「メンタルトレーニングができる人」というものが掲げられることはほとんどありませんが、メンタルトレーニングのスキルを持っていることで、結果的に仕事の幅が広がったり、それによって給料が上がっていったりすることは考えられます。

メンタルトレーナーは資格がなくても働ける仕事ですが、「臨床心理士」あるいは「精神保健福祉士」などの有資格者であると、優遇されることもあるようです。

臨床心理士の仕事
精神保健福祉士の仕事

とくに臨床心理士は、たくさんの心理系資格が乱立している現在の日本では、最も知名度があり社会的な評価も高い資格といわれています。

取得するのは簡単ではありませんが、これを持っていれば就職先の選択肢が広がり、よい待遇で採用してもらえることもあるかもしれません。

独立して成功する人も

メンタルトレーナーは、フリーランスで働く人もそれなりにいます。

フリーの人は、セミナーや研修講師、カウンセリング、書籍執筆などをすることも多く、事業が軌道に乗れば大きな収入を得ることも不可能ではありません。

しかし、誰しも自分の心の問題について他人に話すのは少なからず抵抗があるものです。

最近は、身体が病気になれば病院に行くように、心の調子が悪ければカウンセリングを受ける人もだいぶ増えてきたようですが、まだまだメンタルトレーニングというと「怪しそう」「怖そう」と思われてしまうことがあります。

フリーでやっていくのであれば、できるだけ自身の活動実績をアピールしたり、ホームページ上で顔が見えるようにしたりする工夫は必要になるでしょう。