棋士の給料・年収・収入

以前は給料制だった

以前はすべての棋士は日本将棋連盟に所属し、そこから給料をもらう立場でした。一般に例えると将棋連盟が「会社」であり、所属棋士は「社員」です。その給料はプロ棋士になれば所属する順位戦のランクによってきめられていました。

ですが、数年前の国の公益法人改革により、日本将棋連盟も体制の変換を求められました。現在は給料制度がなくなったため、その分を対局料であったり、将棋の普及活動に対する報酬という形で受け取るかたちになったようです。

簡単にいうと他のプロと同様に、より実力が求められる形になりました(順位戦・普及活動等で一定の報酬はあります)。参考までに以前の「給料」という形だと棋士になれば最下位クラスでも一般のサラリーマンの平均年収程はあったようです。

トップ棋士はどれくらいもらえるの

では、トップ棋士になるとどれくらいの年収になるのでしょう?日本将棋連盟のホームページに2012年度の年間獲得賞金・対局料ランキングがあります。それを見ると一位の羽生善治棋士で約1億円。

なんと十年以上わたりその座を守っておられます。過去の公表されている結果をみてみると、だいたい20位で年収1千万円くらいでしょうか(女流棋士で公表されているのは2010年の1位・甲斐女流棋士で約1千万円)。

150名以上の現役棋士の中ですから、ある意味他のプロの競技に比べて厳しい世界であるということもできます。ただ実働年数が長いので生涯賃金でいうとトップ棋士で永らく活躍すれば、生涯の合計収入が数十億円となることも夢ではありません。

副収入も…

本の執筆やCM、イベントへの参加、講演。トップ棋士になるとさまざまな活動がついてきます。

羽生棋士は将棋に興味のない方でも知ってる人は多いと思います。羽生棋士で副収入の多いときは獲得賞金を超えるくらいはあったといわれています。