警察官の苦労

さまざまな人と接する苦労

交番勤務をする警察官は、日々小さな子どもからお年寄りまで、さまざまな人と接します。

市民や街の安全を守ることは、警察官にとって大きなやりがいになりますが、そこでは良い人だけではなく、怖い人にも遭遇することになるでしょう。

犯罪などを起こす人の中には警察官に敵対心むき出しで酷い言葉を投げかけてきたり、いきなり暴力をふるったりする人もいます。

警察官も人間である以上、思わず頭にカッと血が上りそうになることもあるかもしれませんが、基本的には常に冷静に対処する必要があります。

自らの感情のコントロールをしながら、適切に相手を制圧することは、警察官ならではの苦労といえます。

落ち着いて休めないことも

交番勤務の場合、他の警察官との交代制で当番と非番(休み)の日がありますが、事件や事故の状況によっては、休みの場合でも突然呼び出されることがあります。

休日であっても、上司などから電話があればすぐに出られるようにしなければならないため、気が気でなくなかなか落ち着いて休めないこともあるかもしれません。

何年も仕事を続けているうちに、このような生活には慣れてくるものですが、新人のうちは「いつ電話が鳴るだろうか」という不安でストレスが溜まってしまう人もいるようです。

仕事をしながらの訓練

警察官にとって、日ごろから体を鍛えるのは必須です。警察官になった直後の警察学校在学中には柔道や剣道などの訓練を行いますが、交番に配属されてからも定期的に訓練を続けなくてはなりません。

また、白バイや機動隊など、警察官の中でも専門的な仕事をすることになれば、業務に必要な能力を高めるための訓練も行われます。

このような特殊な訓練はとても厳しい内容のものも多く、心身ともに強くあることが求められます。

警察官は、毎日絶え間なく発生する事件や事故に対処しながら、日々訓練を重ねて自分を向上させていかなければならないのです。