中卒から自衛隊になるには?

陸上自衛隊高等工科学校へ入る

自衛隊は、基本的に中卒であっても「18歳以上」であれば入隊することは可能です。

ただし、中学卒業と同時に自衛隊に入りたいのであれば、「陸上自衛隊高等工科学校」という、一般的な高校の自衛隊版のようなところへ入る必要があります。

この学校は、一時期に少年誌でも連載されていたことがあるため、自衛隊に興味がある人であれば名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。

新隊員教育や部隊に行けば、必ず工科学校卒の上官にも会うことでしょう。

工科学校卒は叩き上げのエリート

中学卒業と同時に自衛隊に入るのは工科学校に進む道しかないため、普通に入隊するのと違ってかなり狭き門だと思っておいた方がいいでしょう。

実際、工科学校の倍率はかなり高いといわれており、中学校までにしっかりと勉強をしていければ入学するのは難しいようです。

工科学校では、高校学校の普通科と同等の教育を受けると同時に、自衛官を目指すうえで必要な技術の習得を行います。

とくにテクノロジー教育が重視されており、ハイテクな機器などを使いこなせるスキルを磨きます。

ここでは各種訓練も多く、入学してからの体力づくりは厳しいといいます。

なお、3年間の生徒課程を修了すると、高等学校の卒業資格が取得できると同時に、防衛大学校学生や航空学生の受験資格が得られます。

防衛大卒者が当初から幹部候補生として扱われるエリートだとすると、工科学校卒者は現場叩き上げのエリートといったイメージです。

また、将来は部内の選抜試験を受けることで、幹部自衛官への道も開かれます。

陸上自衛隊の2等陸士は入隊しやすい

18歳以上の人でも中卒の場合、航空自衛隊や海上自衛隊に入ることは多少難しいといわれていますが、陸上自衛隊の2等陸士であれば問題なく入隊できるでしょう。

2等陸士であれば入隊の試験は中学生レベルのもので、中卒であっても多少復習すれば問題ないレベルです。

一昔前なら、自分の名前を漢字で書ければ合格できるといわれたくらい簡単ですので、高卒も大卒もほとんどこの2等陸士で入隊してきます。

ですので、自衛隊は基本的には義務教育を終えているのであれば入隊することが可能になります。