グランドスタッフの1日

シフト制で勤務する

皆さんは、空港が何時から何時まで空いているかご存じでしょうか?

地域によってさまざまですが、騒音対策のために21時ごろにクローズする街中に近い空港もあれば、24時間オープンしている大きな空港もあります。

そのような中で、グランドスタッフ基本的には大きく3つのシフトに分かれて交代勤務しています。なお、飛行機が遅れたり、欠航したりしない限りは基本的に残業はありません。

下記は勤務時間の一例です。空港によっては、数時間ずつ前後すると思ってもらえればよいでしょう。

1.早番シフト:5:45〜14:15
2.遅番シフト:12:30〜21:00
3.休日:ひと月あたり9〜10日

上記の1から3を交代で勤務しますので、早番×2、遅番×2、休日×2日間のような勤務が基本になっています。

では、早番シフトの一例をお話ししていきましょう。

早番で働くグランドスタッフのある1日

04:00 起床、朝食

1日の仕事を元気にこなすためにも、出社前の朝食は欠かせません。

04:30 出社

早朝は公共交通機関が運行していないため、同僚と共に相乗りタクシーなどで空港へ向かいます。

04:50 空港へ到着

すぐに制服へ着替えてオフィスにて全員でブリーフィング(報告・打ち合わせ)を行います。今日一日の予約率、満席便、天気情報、前日の欠航便や遅延便などの情報を確認します。

05:45 準備

カウンターへ出て、朝早くからいらっしゃるお客さまをお出迎えをするための準備をします。

06:00 空港オープン

入り口の扉が開くと同時に「おはようございます。」のアナウンス。年末年始やお盆の頃など、お客さまが多数いらっしゃる時はオープンと同時に一斉にお客さまがカウンターへチェックインにいらっしゃいます。

06:15 カウンター業務

目の前のお客さまの情報をシステムで確認しながら、座席指定や、便の予約変更を行います。チケットを購入にいらっしゃったお客さまなら、ご希望に合った航空券の発券をします。

手荷物を預けたい方なら易損品(壊れやすいもの)、貴重品、危険品の確認をしつつ、重量は制限内かどうかなどを短い時間で手際よく確認していきます。

10:00 ランチタイム

その日によって、また自分の担当する業務によって食事時間は異なります。出発する時間を避けて数名ずつ休憩を取るため、朝9時から食事することもあれば、13時からになることも。

不規則な生活ですが、社会人になった以上は体調管理も自己責任です。

11:00 カウンター業務

遅番シフトのスタッフがくるまで、カウンターでの勤務が続きます。

車いすをご利用のお客さまがいらっしゃた際には、何かお手伝いが必要かどうか、階段はご自身で上れるのかどうかなど、ご搭乗時や飛行中の機内にてお客さまに合ったご案内がスムーズにできるよう細かに確認します。

そういった情報を関係各署へ伝達していく作業もあります。

14:15 勤務終了

遅番スタッフに速やかに引き継ぎ、交代し勤務終了です。

チームワークを大切に、テキパキと仕事を進める

グランドスタッフはカウンターでのチェックイン業務以外にも、搭乗ゲートから飛行機へ乗客を誘導する「搭乗業務」や、到着した乗客の乗り継ぎを案内し、税関で荷物の受け取り忘れがないかの確認を行う「到着業務」、また慣れてくると荷物が壊れてしまったり出てこないなどの場合のお客さま対応を行う「バゲージクレーム業務」など、さまざまな仕事を交代で担当します。

広い空港内では多くのグランドスタッフが連携して働いていくため、チームワークが大切です。

特別な対応が必要なお客さまやイレギュラーなことが起きた際などは、とくに気を付けて他のスタッフと情報を共有しなければなりません。

お客さまが搭乗から到着まで安心してスムースに空港を利用いただけるよう、笑顔でテキパキと仕事をこなしていきます。

仕事体験談