グランドスタッフのつらいこと・大変なこと・苦労

華やかなイメージの裏で、グランドスタッフは多くの苦労を抱えています。

もちろんそこにやりがいを感じる人もいるでしょう。しかし、大変な仕事であることはたしかです。

本記事では、グランドスタッフの仕事をこなすなかでつらい・大変と感じることを紹介します。

グランドスタッフは体力勝負・クレーム対応も大変?

グランドスタッフは体力勝負

一日中立ちっぱなしの仕事

グランドスタッフとして大変なことのひとつに1日中立ちっぱなしであることが挙げられます。

とくに女性はヒールのあるパンプスを履いていることが多く、カウンター業務での立ち仕事は同じ姿勢・同じ立ち位置でいることがほとんどであるため、業務終了時には足がむくんでしまいパンパンになることもあります。

体力を使う仕事も多い

受託手荷物のカウンター業務では、数十キロもある荷物を持つことも多々あります。

また、出発時間ぎりぎりにいらっしゃったお客さまを、出発ゲートや手荷物検査場まで走ってご案内することもあります。

グランドスタッフの仕事は華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際の業務は体を動かす機会も多いため、予想以上に体力が必要とされます。

健康管理も重要な仕事

グランドスタッフとして働くうえで大切なのが健康管理です。

グランドスタッフは早朝から深夜までのシフト勤務で、体力を使う仕事のためどうしても生活が不規則になったり、体調を崩したりしがちです。

また、グランドスタッフはチームで交代しながら仕事をしているため、誰かが欠席するとほかのスタッフやその日の仕事に影響が出てしまいます。

グランドスタッフだけでなく社会人として当然のことですが、普段から体調に気を配ったり、食事や生活習慣を見直したりと、健康管理に気を付けていくことが大切です。

グランドスタッフのクレーム対応

クレーム対応も大切な仕事

グランドスタッフは、お客さまが笑顔で空の旅を楽しめるように地上でさまざまなサービスを行っていますが、ときにはクレームを受けることもあります。

クレームを受けたとき、グランドスタッフは単に謝罪をすればいいというものではありません。

お客さまが納得してくださるような別のサービスを考えたり、別の手段や代替方法を提案したりと、臨機応変な応対が必要とされます。

経験が浅いうちはクレームを受けただけで慌ててしまうことも少なくないですが、経験を積み、お客さまが何を求めているのかが冷静に判断できるようになると、徐々に適切な対処の仕方がわかるようになってきます。

クレームを受けたときは

クレーム処理は、グランドスタッフとして腕の見せどころでもあります。

まずはお客さまの話を冷静に聞くことから始まります。

原因は会社や自分のミスだけでなく、お客さまの思い違いという可能性もあり、適切な対応のために冷静な判断が求められます

グランドスタッフは物理的なサービスだけでなく、ときには目に見えないサービスを提供することもある、クレームが発生したときの処理方法も簡単ではありません。

上司に相談したり、解決までに何日もかかったりするようなクレームもあります。

しかしその場でお客さまに納得してもらえるかどうかは、グランドスタッフの応対処理にかかっています。

精神的にタフであることが必要

経験が浅いうちは、誰もがお客さまからのクレームを怖がりますが、グランドスタッフだけでなくサービス業に従事する以上、クレームは避けられません。

冷静に話を聞き、ときには同僚や上司の助言も受けながら適切に対処すれば、ほとんどのお客さまには理解してもらえるはずです。

クレームを適切に対処しお客様を納得させられれば、最終的には感謝の言葉をもらえたり、クレーム対応のよさから空港や航空会社のリピーターになってもらえたりすることもあるでしょう。

グランドスタッフは体力ばかりでなく精神的にもタフでなくては務まりません

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グランドスタッフを辞めたくなるのはどんなとき? 離職率は?

人気のある職業だが離職率は高め

グランドスタッフは人気が高い職業ですが、短期間で辞めてしまう人も少なくありません。

退職・離職の理由として多いのは以下の通りです。

グランドスタッフの主な退職・離職理由
  • 仕事内容の割に給料が安い
  • シフト制勤務で体力的についていけない
  • イメージとギャップがある
  • 社内の人間関係が難しい

こうした理由で早期に退職しないようにするためには、事前にグランドスタッフの仕事についてよく知り、覚悟を持つことが大切です。

また、グランドスタッフは居住地が制限されたり、不規則な勤務で家族との時間を持つのが難しかったりと生活に影響が出ることが多いため、仕事を離れる人もいるのが実情です。

ときには部署や配置換えに伴い、ラウンジスタッフに回されるなど希望の仕事ができなくなったために退職・離職する人もいるようです。

もちろん、なかには長く働き続けてリーダーや指導役としてキャリアアップする人もいますが、退職・離職する人が後を絶たないということも知っておきましょう。

不規則な勤務と低収入

グランドスタッフは、シフト勤務で不規則な生活になりがちです。

そのため、体調管理が難しかったり、家族や友人と時間を合わせることが難しかったりと私生活に影響が出てしまうことも多いのが実情です。

また、不規則な勤務でハードな仕事の割に収入が低く、ほかの職業の方がよりよい収入を得られると転職をする人も少なくありません。

職場内の人間関係

働く人の年齢層や仕事内容により、勤務先によって雰囲気が大きく異なります。

ほかの人にはぴったりでも、自分にとっては居心地が悪いというケースもあるでしょう。

事前のリサーチで自分に合った勤務先を見つけることも大切です。

イメージとのギャップ

グランドスタッフというと、空港でてきぱきと働く華やかなイメージを持つ人も少なくないでしょう。

しかし現実は、時間に追われながらさまざまな業務をこなす非常に忙しい仕事です。

さらに、1日中立ちっぱなしだったり空港を走り回ったりと、体力勝負の仕事でもあります。

思い描いていた仕事とは違った、イメージとのギャップがあったと、就職早々に仕事を辞めてしまう人も多いのがこの仕事です。

見た目に関する規則が厳しい

空港や航空会社の顔であるグランドスタッフは、いつもきちんとした身なりでお客さまの前に立たなければなりません。

勤務先ごとに制服や身だしなみの規定があり、以下の項目などがかなり細かく決められているため、他の職業に比べると自由度が低いといえます。

規定がある主な項目
  • ヘアカラー
  • 指輪・ピアスなどのアクセサリー
  • ネイル

グランドスタッフの退職後

客室乗務員への転職

グランドスタッフからの転職としてよくあるのは、キャビンアテンダント(CA・客室乗務員)になったり、外資系の同様の職業に就いたりするパターンです。

グランドスタッフとして働き続けるのは難しいけれど、航空業界で働き続ける夢は捨てられないといって航空業界や他の航空会社への再就職を目指す人は少なくありません。

旅行系の会社への転職

また、旅行系の仕事に就く人も多いようです。

グランドスタッフで養った英語力を武器に、通訳案内士になったり、ツアーコンダクター(添乗員)に転職したりする人もいるほか、外資系のエアラインを受験するために海外に語学留学をするケースも多く見られます。

スクール講師への転職

ある程度年齢がきて第一線で働くことに限界を感じているグランドスタッフの場合、専門学校や民間スクールなどの講師になるという道もあります。

また、正しい言葉遣いや立ち振る舞いなどができることから、話し方やビジネスマナー、コミュニケーションの基礎を教える講師になることもできます。

残念ながらグランドスタッフの職を離れることになったとしても、新しい仕事に対する熱意さえあれば、グランドスタッフでの経験を生かせる場はきっと見つかるでしょう。

グランドスタッフの苦労のまとめ

グランドスタッフに対して、とても華やかなイメージを抱いている人も多いことでしょう。

しかし、実際には勤務時間のほとんどの時間を立って過ごす体力勝負の仕事です。

華やかな姿だけをイメージしていると、実際に仕事を始めてからイメージとのギャップを感じて、つらいと思ってしまうことも多いでしょう。

また、不規則な勤務で友人や家族との時間を持つことが難しく、離職する人も多くいます。