美容師と理容師の違い

必要な免許の違い

美容師と理容師では、仕事をするうえで必要となる免許が異なります。

どちらになるにも所定の養成学校を出て、美容師は美容師免許、理容師は理容師免許を取得しなくてはなりません。

両者の仕事内容は重なる部分もありますが、決定的な違いとして認識されているのが「顔剃り」ができるかどうかという点です。

理容師免許では顔剃りが認められていますが、美容師免許では「メイクをするにあたって必要な施術」としてしか顔剃りが認められていません。

目的・特性の違い

美容師と理容師には、それぞれの役割や業務内容を定めた法律として、「美容師法」と「理容師法」が存在します。

美容師法では「『美容』とは、パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定められています。

一方、理容師法では「『理容』とは、頭髪の刈込み、顔そり等の方法により容姿を整えること」とされています。

つまり、両者の施術の目的は「美しくする」のか「整えるのか」という違いがあります。

他のわかりやすい言葉としてたとえると、美容は「おしゃれ」で、理容は「身だしなみ」といえるかもしれません。

美容師と理容師の活躍の場

厚生労働省の調査によれば、美容室は全国に23万店舗以上あるとされており、理容室は同じく13万店舗以上といわれています。(平成24年度現在)

美容師は美容室での勤務のほか、TVなどの広告業界、ブライダルやファッション業界でも需要があり、理容師に比べると、通常のサロンワークも含め、活躍できる場所の幅が広めといえそうです。

しかし、理容師が活躍する理容室も根強い需要がありますし、一概に美容室での求人が多いとはいえません。

どちらも可能性のある職業ではありますが、理容室のお客さまは男性が中心であることから、ファッションや女性のライフスタイルに興味がある場合は、理容師よりも美容師になるほうが、よりそれらに触れる機会に恵まれやすいでしょう。

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