アナウンサーの職業病

他のアナウンサーの話し方が気になる

アナウンサーとして働き始めると、とにかく日本語に敏感になります。

たとえば、休日にのんびり家でテレビを見ていても、番組に出演しているアナウンサーや司会者の話し方が気になったり、番組の進行について「自分なら、もっとこうするな…」と考え込むことがあります。

一方、相手の言葉に対してすごく上手な返し方をしていたり、アドリブが上手なアナウンサーを見たりすると刺激を受けて「自分も負けられない!」と思ったりもします。

番組作りの裏側を知っていますし、耳に入ってくる音はどうしても気になってしまうので、なかなか一般の人のように番組そのものを楽しむことができません。

これは、アナウンサーの宿命ともいえるでしょう。

いつでも姿勢を気にしてしまう

アナウンサーは、カメラやマイクの前では常に「見られている意識」を持って仕事に臨みます。

身だしなみに気を付けることはもちろん、猫背にならないようにピンと背筋を伸ばしていますが、いつの間にかこれが癖になって、プライベートの時間でも抜けないことがあります。

人からは、リラックスしていても緊張しているように見られることがあるかもしれません。

日常生活でもアナウンサーの話し方になる

アナウンサーは、日常生活で話すときもアナウンサーならではの話し方になりがちです。たとえば電話を受けるとき、留守番電話に吹き込むときなども、仕事と同様に滑舌よく、間を大事にして話したくなります。

発声からイントネーション、言葉遣いまできちんとしているため、周囲から見ればすぐに「この人はその道のプロかな?」とわかるようです。

少し恥ずかしい思いをすることもありますが、日頃からきちんとした日本語を使えていなければ仕事にも支障が出てしまいます。

「これも仕事をがんばるためなんだ!」と割り切っていくしかないでしょう。