食品スーパー社員の勤務時間・休日・残業は多い?

食品スーパー社員の勤務時間

ハードスケジュール必至

食品スーパーの業務は忙しく、店舗の責任者ともなると開店から閉店までの勤務になることも珍しくありません。

会社によって異なりますが、一般的な8~9時間労働で帰宅できる日はあまりないのが現状で、残業が当たり前の生活になることは覚悟しておきましょう。

かつては残業代がつかなかった時代もありましたが、現在ではだいぶ改善されてきています。

不規則な生活になることも

最近では24時間営業の食品スーパーも増えてきており、場合によっては早朝や深夜勤務もあることを覚悟しなくてはなりません。

店舗に配置する社員を増やすことで負担を軽減させようとしている企業もありますが、同業他社との競争から人件費を削っているところも多く、現場の負担が大きくなっているところも多いです。

本社勤務は一般的な勤務時間

現場に立つ社員が不規則な勤務を強いられる一方、本社勤務の社員は比較的一般企業と同様に規則的な働き方をすることができるでしょう。

ただし土日祝日や長期休暇も現場は動いているため、土日を含めたシフト勤務であったり、休日出勤したりすることも少なくありません。

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食品スーパー社員の休日

土日もスーパーは開いており、休日の方がお客さまも売り上げも多いため、カレンダー通りの休日はもちろんとれないと思っておいた方がいいでしょう。

多くの場合はシフト制のため決まった曜日が休日になりづらい傾向にあり、さらに勤務時間も不規則であることから、家族や友人と休みを合わせるのが難しいという声は多く聞かれます。

また店舗でトラブルが発生した場合は、休日返上で出勤になることもあります。

基本的には週5日勤務としているところが一般的ですが、店長などの店舗責任者となると連勤となってしまうことも多くあります。

食品スーパー社員の残業時間

食品スーパーの社員として店舗で勤務する場合、店長手当、主任手当といったような役職手当が給与に上乗せされます。

役職手当は、責任ある立場に立って勤務する上で良いモチベーションにつながることは言うまでもありません。

ところが、その責任ゆえにサービス残業をしたり、休日出勤をしたりするなど自らのプライベートを犠牲にして現場を回している社員がこの業界には相当数おり、社会問題化しています。

会社側もこの現状を重く受け止め、より良い労働環境を整備すべく努力していますが、もともとアルバイトやパートが多い業界であることから、どうしても社員の負担は重くなりがちです。

また社員の仕事の多くは現場でのものが多く、分業やテレワーク、ワークシェアリングができないことも一因となっているといえるでしょう。

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食品スーパー社員は忙しい? 激務?

食品スーパーは私たちの生活に密接な仕事でありながらも、人手不足といわれている業界で、常に長時間労働や激務が問題視されています。

また近年ではネットスーパーなど仕事の多角化により、より仕事量が増加し、人手不足から現場も疲弊している状況にあります。

こうした問題を解決するには、食品スーパー社員の雇用増加が急務でといえますが、食品スーパー業界全体の意識改革も必要でしょう。