女性の食品スーパー社員

女性の力に業界全体が期待

食品スーパーは業界全体として女性の活躍を推進しているといえます。

正社員登用される女性の人数も増加傾向にある上、結婚や出産等で離職の道を選択することがないように産休・育休制度を整備している会社も増えてきています。

求人情報を女子高、短大、女子大に重点的に出し、女性だけを対象とした見学会や説明会を実施する会社も出てきているほどです。

また店長を始めとした管理職への女性登用も珍しくなくなってきています。

早くから女性が活躍してきた業界

今でこそ、女性の社会進出が著じるしく男性と肩を並べて活躍する女性社員に大きな期待を寄せる会社が多くなってきていますが、これは、ほんの30年ほど前までは信じられないことでした。

そのような時代においても食品スーパーは化粧品会社やデパートと並んで女性型企業といわれ、その名の通り、女性の活躍の機会が多い業界でした。

現代のように女性が活躍できる制度も風土も整っていない中でも、食品スーパーは女性社員が多く所属しており、その気質が現代に至っても十分に残っているというわけです。

女性の声を吸い上げる雰囲気を大手が率先して作っている

たとえば業界大手のセブン&アイグループ本社では「ママ's コミュニティ」なるものが存在し、成果を挙げています。

これは妊娠中や育児中の女性社員を対象としてランチミーティングで育休明け社員などから悩みを聞き取る機会を設け、より女性の働きやすい環境を作るための取り組みです。

また、育児や介護などの事情を抱えながら働く女性社員を部下に持った時、いかに仕事を調整し、最大限の効果を発揮できるかを考える管理職向けのセミナーも実施しています。

これに社長も参加したことで大きな話題となりました。

女性の中途採用者を増やすために

食品スーパーの採用者の男女内訳を見てみると新卒者の場合は男女同等、あるいは女性の方が多い傾向にある一方で、中途採用者の場合、男性の方が多くなっています。

この現状を鑑みて、女性の中途採用者を増やすために、パートやアルバイトからの社員登用に積極的な会社が多いといえます。

結婚や出産を機に正規雇用の職を辞し、育児に余裕が出た際にパートタイマーとして社会復帰する女性が多い業界であることに着目した採用戦略であるといえるでしょう。