化学メーカー社員のつらいこと・大変なこと・苦労

化学メーカー社員のつらいこと・大変なこと

創出へのプレッシャー

とくに研究職にいえますが、常に新しいモノを生み出すプレッシャーは大変です。

実験を何回も繰り返し、時には年単位で取り組む研究もあります。

しかも社員として働いているため、上司にも定期的に報告しなければなりません。

成果だけではなく解決策や次回の実験方法などもあわせて報告する必要もあります。

また最終的には企業として利益を生み出すのが目的なので、時間は無限ではありません。

限られた時間と期限で新しいモノを生み出すのはやりがいがある反面、大きなプレッシャーにもなります。

時間が限られている中で成果を出す

近年、働き方改革が推進されているため残業時間に関し、企業単位で厳しい管理がされています。

もちろん化学メーカーも例外ではなく、残業時間を減らす取り組みが行われているようです。

これも特に研究職に当てはまりますが、没頭してしまうと時間を忘れて取り組みがちですが、社員として働く際は許されません。

限られた労働時間内で成果を出さなくてはいけないため、実験の方向性や方法をしっかり考え、効率的に業務に取り組む必要があるといえます。

危険な場面に遭遇する

部門によりますが、時に危険な場面に遭遇する可能性もあります。

顕著なのはプラント関係ですが、取り扱う製品そのものが危険物に指定されている場合や、加工時に使用する薬品が危険な場合もあります。

過去に化学工場で爆発事故が起こった報道を目にした人もいるでしょう。

各メーカーで安全マニュアルに沿った作業が徹底されていますが、ときに大きな事故などが発生するかもしれないことは認識しなければいけません。

化学メーカー社員の悩み

希望通りの仕事に就けない可能性もある

どの業界にもいえますが、社員として働くと必ずしも希望通りの職種や業務につけるとは限りません。

化学メーカーも同様です。

大学で学んできた勉強や研究を考慮して配属される可能性は高いですが絶対ではないようです。

名称は各社で変わりますが、化学メーカーの新卒採用は大きく総合職と専門職(技術系・事務系)に分けられます。

特に総合職はさまざまな職種が含まれています。

例えば技術系なら基礎研究、製品開発、技術サービス、生産技術開発、生産管理、特許などがあり、事務系なら営業、経理、財務、物流、輸出、購買、企画、法務、人事などがあります。

総合職で採用されたとしてもどの職種になるかは会社判断です。

将来的に会社を支える人材に育成するためさまざまな仕事を経験させるケースもあります。

本人の適性を見極め、希望とは違う部門に配属させるケースもあるでしょう。

前向きに取り組む姿勢がなければ続けるのがきつくなるかもしれません。

転勤や異動の可能性がある

とくに大手化学メーカーですが、拠点や部門が多くあるため転勤や異動の可能性は高いです。

入社2年目で別部署へ異動ということも珍しくありません。

また海外拠点への赴任もあります。

プラントエンジニアなどは海外工場へ数年間赴任することも考えられ、そうした環境になじめない人はつらくなるかもしれません。

異動や転勤をするたびに、新しい職場になれる必要があるため、業務に対する柔軟性が必要です。

化学メーカー社員を辞める理由で多いものは?

家族の事情や仕事への不満、より待遇のよいメーカーへの転職など、化学メーカーを辞める理由は人それぞれです。
また、次のような悩みが原因になっているケースも考えられます。

・常に新しい製品を生み出すプレッシャーがつらい
・限られた時間で成果を出すことに疲れた
・リスクの低いプラントで勤務したい
・希望しない職種に嫌気が差した
・異動はまだしも、家族の事情で転居を伴う転勤は無理

ネガティブな理由による退社は会社と自分、双方にとってよくありません。

質問や業界・企業研究などにより不安な要素はつぶしておき、納得した上で応募するようにしましょう。