化学メーカー社員に必要な資格、スキル

総合職は入社時に資格が必要とされない

化学メーカーの社員になるにあたって、絶対に必要とされる資格はとくにありません。

とくに新卒の総合職として入社する場合は、応募資格として特別なスキルや資格が条件になることはめったになく、人物や仕事に対する熱意などが強く問われます。

とりわけ専門性を要する技術系職種の場合は、おもに「化学、化学工学、機械、電気、電子、制御、物理、薬学、生物、農学、獣医、畜産」などの理工系学部・学科が対象とされており、大学や大学院で学んできた内容が加味されることはありますが、専門的なことは配属されてから身につける流れが一般的です。

新入社員の段階では、専門的なことを習得するうえでの基礎知識や科学的思考能力などが求められており、事前にこの資格をとっておかなくてはならないといったことは普通ありません。

工場で働く場合には資格も必要に

ただし、化学メーカーのなかでも工場勤務をする場合には、特殊な資格が必要となる可能性があります。その代表的なものとしては以下が挙げられます。

・危険物乙4
・危険物甲種
・高圧ガス乙種(化学・機械)
・高圧ガス甲種(化学・機械)
・ボイラー技士
・機械保全技能士
・有機溶剤作業主任者
・酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
・技術士補(化学)
・公害防止管理者1種(大気・水質)

上記はほんの一例となりますが、化学工場では、有機溶剤といったような人体に悪影響を及ぼす有機化合物を扱うことも多々あります。

そのような場所でも安全に作業を進めていくために必要な資格はさまざまあります。

最初からそれらの資格を持っている人を中途で採用する企業もありますが、最初は資格やスキルを持っていなくても採用されることはあります。

ただし、業務を進めていくうえで資格取得を会社から求められることも出てくるでしょう。

上記のような資格に加えて、工場勤務の実務経験があればかなり優遇されることも多いようです。