大学職員の1日のスケジュール・生活スタイル
大学職員の業務スケジュール
時期や部署によって1日の動き方は異なる
大学職員の勤務時間は、大学の開講時間に合わせて8時半~18時頃となるのが一般的ですが、業務スケジュールは時期や配属先の部署によって異なります。
大学によっては社会人向けの夜間講座を開いているところもあり、その場合は講座の時間に合わせて出勤します。
入試シーズンや予算・決算を取りまとめる年度末などの繁忙期は残業が多くなる傾向がありますが、それ以外の時期は基本的には定時で帰れます。
部署によっては大きな繁忙期の波がなく、慢性的な残業や休日出勤が発生しないところもあります。
その場合は一年を通じて落ち着いた働き方ができ、プライベートを充実させたい人や、家庭や子育てと両立して仕事をしたい人にも働きやすい職場であると言えるでしょう。
キャンパス間の移動をするケースも
規模の大きい大学では、文系と理系で敷地が違っていたり、教養課程と専門課程でキャンパスが分かれていたりするケースがあります。
また、「医学部」や「芸術学部」のような特殊な学部のみ、別のキャンパスで授業をしていることもあります。
こうした大学に勤める職員の場合は、勤務中にキャンパスを移動して打ち合わせや事務作業をこなすこともあります。
ただし、基本的にはキャンパスは同じ都道府県内や市内に設置されていることが多いため、30分~1時間ほどの移動で済むケースが一般的です。
敷地の広大な国公立大学などでは、自転車でキャンパス内を移動することも少なくありません。
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大学職員の1日の流れ
ここからは大学職員の1日の流れについて、「事務系職員」と「技術系職員」に分けてそれぞれ紹介します。
入試課で働く事務系大学職員の1日
入試課で勤務する場合は、入学試験のある12月~3月、とくにピークの1月~2月にかけてはかなり業務量が増え、朝早くから夜遅くまで作業が続きます。
ここでは繁忙期ではない時期の1日の流れを紹介します。
施設計画課で働く技術系大学職員の1日
施設系の業務に携わる技術系職員は、大学内のさまざまな施設の企画、整備、維持管理を担います。
ここでは新築建物および大規模改修建物の設計・工事監理を担当する職員の1日の流れを紹介します。