森林セラピストとは

「森林セラピー」とは何か

近年、さまざまあるセラピーのなかで「森林セラピー」という言葉がよく使われるようになってきました。

森林セラピーとは、森に触れることで、人々の心身の健康維持・増進、病気を予防していくためのセラピーです。

昔から「森林浴」という言葉があるように、森林は、人間にとって癒し効果があるといわれています。

森林浴の癒し効果を科学的に解明し、心と身体の健康づくりに生かすことを目的として生まれたのが森林セラピーです。

森林セラピーは、医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果であり、森林セラピーを楽しめる全国の森林は、「特定非営利活動法人 森林セラピーソサエティ」によって「森林セラピー基地」と「セラピーロード」として認定されています。

森林セラピストになるには

森林の持つリラックス効果に着目し、その効果を検証してきたのが「特定非営利活動法人 森林セラピーソサエティ」という団体です。

同法人によれば、森林セラピストは「森林を訪れる利用者に応じて適切なプログラムを提供し、効果的なセラピー活動を指導する者」と定義されています。

森林を訪れる人に対して、森林浴効果が上がるような散策や運動を現地でガイドすることに加え、健康・心理についての専門的な知識とコミュニケーション能力を有し、森林セラピーの実践を指導することが求められます。

この森林セラピストになるには、森林セラピーソサエティが実施する通信教育課程を受講する必要があります。

講座は「2級」と「1級」の2種類があり、2級は「森林セラピーガイド」の取得を目指し、2級を修了していることで1級の「森林セラピスト」資格を得るための講座が受講できます。

1級では、修了試験(論述式試験)のほか、実地講習会へ参加する必要もあります。

森林セラピストの活躍の場

森林セラピストの資格を取得した人は、近郊の森林セラピー基地やセラピーロードに登録し、活動をスタートするのが一般的です。

このほか、近郊で森林浴体験を行ったり、森林セラピーの講座を開催する人もいるようです。

森林セラピーソサエティからの最新情報を集めつつ、多方面に活動していくことができるでしょう。