視能訓練士国家試験の難易度、合格率

視能訓練士国家試験の難易度

視能訓練士の国家試験

視能訓練士になるためには、視能訓練士の国家試験に合格することが必要です。
視能訓練士になるには

視能訓練士の国家試験は年1回、東京と大阪の2か所で行われます。2月下旬の木曜日に行われることが多いようです。

国家試験の合格率は毎年8割以上となり、高い数値を保っています。これは、知識を問うタイプの試験であることと、「成績の良い方から○人合格」ではなく「○点以上で合格」という基準によることからきています。

決して容易というわけではありませんが、国家試験の内容は全て視能訓練士養成機関の中で学びますので、視能訓練士養成機関に在籍してしっかり勉強すれば資格予備校などに通わなくても合格することができます。

試験は1日かけて全てを行います。厚生労働省のHPでは、試験科目は「基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学及び視能訓練学」となっていますが、実際は午前/午後の2つに分けて、それぞれ2時間ずつの時間制限で行われています。試験はマークシート形式で、複数をマークする問題に関してはマークするべき個数も指示されています。

国家試験だけではわからない視能訓練士としてのスキル

この国家試験には実技試験や面接試験はありませんので、合格しているからといって優れた視能訓練士であることは保障しません。そういった側面は、実際に勤務を始めてからの先輩の指導や自己研鑽で徐々に身に着けていくものです。

また、医学界の動向を知ることはもちろんですが、患者さんとのコミュニケーションをより円滑にとるために、最近社会で話題になっていることなどの幅広い話題に対応できるよう、さまざまな方向にアンテナを伸ばしていく必要があります。

視能訓練士国家試験の受験者数・合格率

視能訓練士国家試験受験者数の推移

視能訓練士国家試験の受験者数はやや増加の傾向にありますが、平成27年度は前年と同じ886人となりました。
視能訓練士国家試験受験者数_27

視能訓練士国家試験合格率の推移

視能訓練士国家試験の合格率は、比較的高い数字となっています。平成24年度は一時的に落ちたものの、平成27年度は94.0%となりました。
視能訓練士国家試験合格率_27

平成27年度 視能訓練士国家試験の概要

試験日 平成28年2月25日(木曜日)
試験地 東京都及び大阪府
受験資格 文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した視能訓練士養成所において、3年以上、視能訓練士として必要な知識及び技能を修得したもの(平成28年3月18日(金曜日)までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)など
受験手続き 受験に関する書類は、平成27年12月15日(火曜日)から平成28年1月5日(火曜日)までに視能訓練士国家試験臨時事務所に提出すること。
試験科目 基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学及び視能訓練学
合格率 94.0%(平成27年度)
合格発表 平成28年3月29日(火曜日)午後2時に厚生労働省および各地の視能訓練士国家試験臨時事務所にその受験地、受験番号を掲示して発表
受験料 15,800円
詳細情報 厚生労働省 視能訓練士国家試験