【2021年版】視能訓練士の給料・年収

視能訓練士の平均年収・給料の統計データ

視能訓練士の平均年収・月収・ボーナス

視能訓練士の年収は、350万円〜450万円前後がボリュームゾーンと考えられます。

視能訓練士の勤務先は日本全国の医療機関が中心で、大学病院や総合病院など規模の大きなところから、個人経営の小さなクリニックまで数多くあります。

求人数はそこまで多くありませんが、公務員として働くことも可能です。

勤務先の種類や雇用形態(常勤、非常勤)では給与水準が異なり、さらに地域によっても給料差が出やすい職業です。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
視能訓練士
(Indeed)
380万円 時給 1,520円
月給 22.7万円
視能訓練士
(求人ボックス)
344万円(正社員 平均時給
アルバイト・パート:1,381円
視能訓練士
(転職ステーション)
326万円 -
視能訓練士【レーシック】
(給料BANK)
250万円~325万円 平均給料20万円
20代の給料:25万円
30代の給料:30万円
40代の給料:30万円
初任給:18万円

各社のデータを見ていくと、視能訓練士の平均年収は250万円~380万円ほどとなっています。

平均的には330万円前後がボリュームゾーンと考えられ、日本人の平均年収436万円(令和元年分民間給与実態統計調査結果より)と比較すると、やや低めです。

しかし、実際には勤務先や雇用形態、地域、経験などによって年収に大きな違いが出ます。

視能訓練士はパートなどの非正規で働いている人も一定数いるため、正規雇用されている人の給料は、もう少し高水準になると考えられます。

視能訓練士の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

視能訓練士の年収が350万円で、ボーナスの支給が年間4ヵ月分ある場合、月の手取りは18万円前後と推定できます。

ただし、待遇のよい民間クリニックや、制度が充実している総合病院、大学病院などに勤務する場合、各種手当がついてもう少し高めの手取りが見込めるでしょう。

ボーナスは常勤であれば支給される場合が多いですが、金額はまちまちです。

なかには非常勤でもボーナスが支給される医療機関もあります。

視能訓練士の初任給はどれくらい?

視能訓練士の初任給は勤務先によって異なりますが、18万円~20万円ほどが相場とされています。

月の手取りは14万円~16万円ほどとなり、あまり贅沢はできないかもしれませんが、手当が充実している職場であれば、もう少し上乗せされるでしょう。

同じ医療機関等であっても、学歴によって初任給の額に差がついているケースもよく見られます。

視能訓練士になるための学校は、大きく分けて3年制の専門学校と、4年制の大学があります。

専門学校卒の人よりも大卒の人のほうが、初任給は1万円~2万円ほど高くなっている場合が多いです。

視能訓練士の福利厚生の特徴は?

視能訓練士の福利厚生は、医療機関によって違いがあります。

常勤で働く場合、多くの医療機関で用意されているのは、各種社会保険と、各種手当(資格手当、時間外手当、通勤手当)です。

待遇がよい医療機関だと、さらに家族手当、住宅手当、食事手当などが支給される場合があります。

また、視能訓練士ならではの福利厚生として、勤務先の眼科クリニックでの眼の健診を無料で受診できたり、レーシック施術を受ける場合、健診や施術にかかる医療費の個人負担を免除する制度などを設けるクリニックもあります。

視能訓練士の給料・年収の特徴

視能訓練士は、養成課程で専門的な勉強をし、国家試験に合格した人だけが取得できる国家資格です。

医療系の専門職ではありますが、現状、視能訓練士全体としての平均給料はそこまで高水準とはいえません。

しかし視能訓練士が活躍できる医療機関は全国各地に多々あり、勤務先によって収入に差が出やすい職業です。

個人経営のクリニックでも、都市部で自費診療に力を入れているクリニックは比較的給料が高めとされ、年収500万円~600万円以上になる人も多いようです。

地方では都市部よりも給料が低めの傾向ですが、人材不足の地域では、むしろ好待遇で求人が出されている場合があります。

視能訓練士の勤務先別の給料・年収

民間の眼科(診療所・クリニック)

視能訓練士の勤務先として最も多いのが、民間の眼科診療所やクリニックです。

眼科全般の診療を取り扱う医療機関もあれば、レーシック専門のクリニックや、自費診療で高度な診療を手掛けるクリニックなどもあり、特色はさまざまです。

視能訓練士の給料も勤務先によって幅が出やすく、年収300万円ほどの人もいれば、経験を積んで700万円以上を得ている人もいます。

ボーナスの支給状況や昇給制度の内容などによっても、収入には差が出やすいといえるでしょう。

国公立病院(公務員として働く)

市民病院や県立病院といった公立の病院(眼科)に勤務する視能訓練士は、基本的に「地方公務員」の身分となります。

また、独立行政法人が運営する国立病院で働く視能訓練士は、公務員に準ずる「みなし公務員」として働きます。

国公立病院は規模が大きく、眼科以外にも複数の診療科をもつ病院が多いです。

外来・入院含め、多くの患者さんの診療を行うため、テキパキとした動きや他の医療スタッフとの連携が重視されてきます。

給料に関しては国や各自治体の水準で決められており、視能訓練士全体の平均年収よりもやや高めになる場合が多いです。

公務員としての安定性は魅力ですが、地方自治体では「会計年度任用職員(従来の非常勤職員)」として、約1年間だけの任期付きで募集が出されるケースもあります。

常勤勤務の募集は倍率が高くなりがちで、非常勤で働く人も多いです。

視能訓練士の正社員以外の給料・年収

視能訓練士は、正規雇用(正社員、常勤職員)として採用される以外に、非正規(パート・アルバイト、非常勤職員)での募集もあります。

非正規で働く場合、給料は「時給制」が基本です。

時給は経験によって変わることが多く、経験年数3年以内くらいであれば1,300円~1,500円ほどが相場ですが、5年以上の経験を積むとそれ以上になる人も増えていきます。

非正規であっても、視能訓練士として働く以上は、視能訓練士の国家資格と専門的な知識・技術が必要とされます。

国家資格は生涯有効なものであるため、なんらかの事情で一度現場を離れた場合にも、資格を強みにして再就職先を探せます。

実際、結婚・出産などを経て一度仕事を辞め、家庭に支障のない時間帯だけで働きたいと考える人が非正規の働き方を選択するケースが目立ちます。

視能訓練士の働き方と雇用形態の種類

視能訓練士が収入を上げるためには?

視能訓練士は、近年、注目度が高まっている職業のひとつです。

視能訓練士は一般の眼科クリニックでも活躍できますが、とくに自費診療に力を入れ、患者さん一人ひとりにきめ細やかな医療サービスを提供することに力を入れているクリニックでは、高度なかつ専門的な知識・技術を備えた人材が求められます。

この職業で収入アップを目指すのであれば、高水準の給料や待遇を充実させて腕のいい視能訓練士を採用したい、と考えているクリニックへの就職・転職を目指すとよいでしょう。

新しい眼科疾患が多く発見されて、眼科診療や治療の技術も進歩しているなか、さまざまな診療内容に対応できる視能訓練士は重宝されます。

また、視能訓練士は患者さんと直接コミュニケーションする機会も多いため、人間性を磨き、高いレベルのコミュニケーションスキルを身につけていく努力も大切です。

参考:日本視能訓練士協会アンケート調査

視能訓練士の年間所得

年間所得の分布は1995年から、2015年まで大きな変化は見られず、最も多い年間所得帯は300~400万円未満であった。

視能訓練士の年間所得_27

出所:社団法人 日本視能訓練士協会 2015年アンケート調査

視能訓練士の勤務施設別の年間所得

勤務施設別の平均年収は、私立大学病院が最も高く495.6万円となっています。次に多いのが国公立病院の467.3万円です。逆に私立眼科病院や眼科診療所の平均年収は若干低く、約350万円となっています。

勤務施設別年間所得_27

出所:社団法人 日本視能訓練士協会 2015年アンケート調査

視能訓練士の時間給

時間給は2000年、2005年、2010年、2015年とも「1000~2000円未満」が最も多く、2015年は65.7%。次いで2000~3000円未満の価格帯が多い結果となっています。

視能訓練士時間給_27

出所:社団法人 日本視能訓練士協会 2015年アンケート調査

視能訓練士の勤務形態による年間所得

勤務形態による平均年収は正規職員が391.3万円、非常勤職員が193.7万円、契約職員が237.9万円、経営者が514.3万円となっています。(※2010年調査)
視能訓練士の勤務形態による年間所得2010のグラフ

視能訓練士の勤続年数と年間所得

勤続年数が上がるにつ入れて順調に平均年収が上がっています。5年未満の平均年収は286.9万円ですが、勤続10年で377.4万円、勤続20年で606.8万円、勤続30年で715.9万円となっています。(※2010年調査)
視能訓練士の勤続年数と年間所得2010のグラフ