公認会計士の出身大学

難関大学出身者が多い公認会計士

公認会計士試験の合格者のほとんどが、大学および大学院の在校生か卒業生です。

平成24年度の合格者を見てみると、現役の大学生が22.1%、大学卒業生が56.6%、現役の大学院生が3.5%、大学院卒業生が9.9%です。これを全てあわせると、合格者の92.1%にものぼります。

では、合格者は一体どんな大学に通っていたのでしょうか。合格者を多く出した大学を見てみると、トップ10を占めるのは以下のような大学です。

慶應義塾大学、早稲田大学、中央大学、明治大学、立命館大学、同志社大学、法政大学、立命館大学、神戸大学、青山学院大学、東京大学(平成24年度合格者)。

年によっては京都大学や一橋大学がランクインすることがありますが、いずれにしても、多くの人が名前を知っているような難関大学ばかりだと言えます。

公認会計士の試験自体が非常に難関で、ある程度の学力をもつ人たちが挑戦することが多いため、自然と難関大学の出身者が集まる傾向にあるようです。

経済学部や商学部の出身者も

合格者にどんな学部の出身が多いのかについて詳細はリサーチされていませんが、やはり一般的には経済学部や商学部の出身者が多いと言われています。

経済学部や商学部では、授業の一環として「簿記」を学ぶことがあります。簿記は企業の利益や損失が一覧になった帳簿のようなものであり、こういった機会を得ることが公認会計士の仕事に興味を抱くきっかけになることがあるようです。

また、大学によっては、公認会計士をはじめとしたプロの会計職をめざすための「会計専門職大学院(会計大学院)」を設置しているところもあります。

こうした大学院では、会計の知識をより深く身につけることができるだけではなく、公認会計士の試験科目の一部が免除になるというメリットもあります。経済学部や商学部を卒業した後に会計専門の大学院に進学して、公認会計士をめざす人も多くいます。