俳優・女優のトレーニング・レッスン

劇団や養成所で厳しく指導を

俳優や女優として活躍するためには、どのようなトレーニングやレッスンが必要なのでしょうか。

まず、演技力に関しては、学校の演劇部や演劇サークル、劇団、俳優養成所などさまざまなところで経験を積むことができます。

いずれの場合も、舞台監督や演出家などの指導者がいて厳しく指導されることが多いようです。

演劇の基本は「しっかり声が通ること」「感情豊かな表現ができること」「自分だけの役作りができること」。

レッスンの際は、声がしっかり出るように発声練習をしたり、身体がしなやかに動くように柔軟体操をしたりするところから始めます。

役者が揃ったら、台本の読み合わせをしてセリフを確認したり、実際に動きながら芝居を行う「立ち稽古」をしたりして、それぞれの演技をぶつけていきます。

監督や演出家からセリフの解釈や表現についてアドバイスされることもあれば、役者どうしで「ここはもっと強い口調で言ってほしい」「セリフの後にもう少し間を入れてほしい」など意見をぶつけあうこともあります。

このような経験を重ねながら、役者としての実力を磨いていくのです。

自分で行う役作り

芝居の稽古は大勢の人たちと一緒に行うことで技を磨くことができますが、肝心の「役作り」に関しては自分で形にするしかありません。

与えられた台本を読み込んだり、自分の演じる役に関連する本を読んで勉強したり、髪型やファッションを変えたりしながら、その役ととことん向き合います。

また、撮影や舞台の練習はいつも長丁場になるため、役者には体力が欠かせません。

オフの日にはスポーツジムに行ってランニングをしたりストレッチをしたりして、体力トレーニングをしている人も多いようです。

華やかに見える世界ではありますが、テレビや映画のワンシーンのためには、舞台裏で役者一人ひとりがたくさんのトレーニングやレッスンをして努力を積み重ねているのです。