子役出身の俳優・女優のメリット・デメリット

子役として芸能界へ

俳優や女優として活躍している人のなかには、子どものころからこの業界に入っているという人も珍しくありません。

多くの場合は、親の意向で子役やモデルの事務所に所属することになり仕事を引き受けるうちに本人も夢中になり、大人になってからも俳優女優として活躍するようになるというパターンです。

子役の代表的な存在として誰もが知っている芦田愛菜さんや鈴木福さんも三歳の頃にはすでに芸能界入りしており、最近は低年齢のうちから芸能界をめざして努力している子どもも多いようです。

しかし、幼いころから仕事を引き受けるとなると、金銭的な面やスケジュールの管理が必要になるため、親の協力がなければ難しいでしょう。

子役出身の強み

子役出身の俳優や女優の最大の武器は、長い芸歴の中で培った実力があるということです。

子どものころからたくさんの場数を踏んでいるため、セリフを覚えるのが早かったり監督の要求に素早く対応できたりすることが多く、現場でも信頼を得ていることが多いようです。

また、テレビや映画の撮影では共演者やスタッフと仲良くなることが多いので、小さなうちから幅広い人脈を築くこともできます。

もうひとつ、大きな強みとなるのは、世間での知名度や人気が高いことです。

子どものころから見てきたというファンが親身になって応援してくれることも多く、芸能界で長く生き残るためには大きな強みになるでしょう。

子役の大変さ

一方、子役としてデビューした際には子役ならではの大変さもあります。
子役として人気が出れば、学校に通うのが難しかったり、大人顔負けのハードスケジュールになったりと、心身ともに負担が大きくなります、

また、子役としてのイメージが一度ついてしまうとそれを払しょくするのは難しく、成長するにつれて子どもらしさが売りになくなってしまうことで悩む人もいます。

一定の年齢になると、俳優・女優として活躍する同年代が増えてくることでライバルが増え、これまでの子役としての売り方から大人の俳優・女優としての売り方に転換していかなくてはなりません。

子役では人気があったのに、大人になって芽が出なかったという人は非常に多いため、子役からスタートしたからと言って必ずしも大成するとは限りません。

大人になってから俳優・女優を目指す

子役としてデビューすることで大きなメリットはありますが、こうした部分は努力や才能次第で後から手に入れられるものでもあります。

大人になってから俳優・女優を志す人が大半ですし、大人になってからスカウトされたりオーディションに合格したりして大役に抜擢されることは決して珍しくありません。

また実際のオーディションではその役柄や人柄が重視されるため、必ずしも子役出身者だけが有利とはいうわけではありません。

大人になってから俳優・女優をめざしても十分チャンスを掴むことができるといえるでしょう。