地方公務員のつらいこと、大変なこと、苦労

決して「楽」なだけではない仕事

地方公務員に対して、「安定しているし、仕事も楽そう」といったイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、どのような仕事も楽なことばかりではないように、地方公務員も決してメリットだけを感じて悠々と働ける仕事ではありません。

まず、地方公務員といってもさまざまな仕事があります。役所で働くにしても、健康、福祉、環境、教育など多様な領域での仕事があり、それぞれがそれぞれの部門で、役割を持って働きます。一概にこの仕事が楽ということはいえませんし、部署や時期によっては夜遅くまで働くこともあります。

場合によっては残業や休日出勤を求められることもあるため、「楽に働ける」というイメージを持って地方公務員になると、思った以上に苦労を感じるかもしれません。

世間の厳しい目や公務員批判も

地方公務員になれば安定した身分は保証されますが、地域住民からは厳しい目で見られることになります。これは、公務員が国民の税金を使って仕事をしている以上、ある程度仕方ないと考えておいたほうがよいでしょう。

とりわけ不況によって民間の厳しい状況が続いていた近年は、「公務員叩き」のようなものも増えています。全国に公務員として働く人は何十万という単位でいるものの、良いことをしても、悪いことをしても、「公務員だから…」としてひとくくりに見られてしまうことは否めません。

いくら自分が頑張っていても、イメージなどで厳しい声を浴びせられた際などは、つらいと感じてしまうこともあるでしょう。

責任が重く、自分の判断だけで行動しにくい

地方公務員は、国民全体の奉仕者として、自治体の住民を代表して地域のために働きます。それだけに担う責任は重く、ほんの小さなことであっても、自分一人の判断だけで勝手に行動するわけにはいきません。

地方公務員の仕事では、ルールに沿ってきちんと物事をこなしていくことが求められること、そして、あらゆる仕事について上司など多くの人の了承を得ながら進めなければならないという特徴があるため、民間などとはまた違う組織の厳しさを感じることもあるでしょう。