地方公務員の臨時職員とは

臨時職員の定義

地方公務員は、さまざまな雇用形態で働く人がいます。

一般的に、期間の定めなくフルタイムで働く職員は「正職員」といわれますが、それ以外の「非正規職員」として働く職員のうち、地方公務員法22条によって雇用される非正規職員を「臨時職員(正式には「臨時的任用職員」)」といいます。

地方公務員の臨時職員の雇用期間は、「原則として6ヵ月を超えないこと」となっています。一度だけ更新が可能であり、そこからまた6ヵ月雇用される、つまり合計1年間経つと雇止めになるということが法律で定められています。

ただし、実態としては、1年間の期間が終了してから1日や1週間などの空白期間を置き、再度任期を更新する自治体が多いようです。

臨時職員の仕事内容

コピーとり、配達、お茶くみ、パソコンでの簡単な事務作業など、いわゆる雑用と正職員の補助業務が中心となります。事務職といっても、複雑な仕事を任されるケースはほぼないようです。ただし、事務ではなく、保育士など専門職の仕事が臨時職員として募集されることもあります。

給料は一般的に日給制あるいは時給制となっており、正規で働く公務員とは異なるため、給料から雇用保険等も引かれます。

そのため、高額な収入を得ることは難しく、年収200万円に満たない人が大半といわれています。いわゆるパート・アルバイトとしての感覚で働く人が多いようです。

臨時職員として働くには

地方公務員の臨時職員募集は、自治体のホームページやハローワークなどで掲載されます。正職員になる場合のような学力を問う筆記試験を行うところはあまりなく、作文や面接が実施されることが多いようです。

また、登録制となっており、事前に自治体の人事課などに問い合わせて登録しておくことで、募集があった際に声がかかるケースもあるようです。人気のある自治体では順番待ちにもなります。

そのほか、臨時職員の場合は職員からの紹介など、人脈によって採用されるケースも比較的多いとされています。