ビジネス専門学校とは(読了時間:4分32秒)

皆さんは「ビジネス」と聞いて、どのようなことを考えるでしょうか?

何となく「働くこと・仕事」というイメージしかないかもしれません。

このページでは、社会に出ていくうえで役立つさまざまなスキルを身につけることができるビジネス専門学校とは何か、そこではどんな職業・仕事を目指していけるのかといったことを紹介します。

ビジネス専門学校とは

ビジネス専門学校は、一般に、おもに事務・IT・簿記・経理・販売など、ビジネスに必要とされる多様な技術習得を目的とする学校のことをいいます。

そのなかでも、とくにITの教育に力を入れている学校、語学教育に力を入れている学校、公務員としての就職対策に力を入れている学校など、各校でさまざまな特色があり、ときに「総合専門学校」といわれることもあるほど多様な領域に関わるスキルを身につけることができます。

ビジネス専門学校のもうひとつの特徴は、「就職」を強く意識したカリキュラムやサポート体制が用意されていることです。

ビジネスの現場で即戦力として活躍できる能力を身につけ、個々の希望に応じた就職を実現させることがビジネス専門学校の目的です。

ビジネス専門学校で勉強すること、授業科目

上記のように、ビジネス専門学校で学べることは多岐にわたりますが、いまや多くの企業が求める「ITスキル」「コミュニケーション能力」「語学力」といったスキルを中心に磨いていくことができます。

ビジネス専門学校によって設置している学科・コースは異なり、IT、事務、経営、医療、ファッション、スポーツ、ペット、マスコミなど、多様な方面に進むための勉強をすることができます。

具体的な授業科目は、学科・コースによって異なります。

たとえばオフィス事務や経理系の学科・コースであれば、基本的なパソコンスキルやコンピューターリテラシー、簿記、ビジネスマナー、英会話、接遇に関する授業などが、また医療事務系や福祉系の学科・コースであれば、医学基礎、医療手話、ホスピタリティ、IT基礎、介護実務などの授業があります。

経営系の学科・コースでは、マーチャンダイジング、ビジネスコミュニケーション、販売・経営管理、ビジネス実務マナー、企業経営理論などを学ぶことができます。

公務員を目指す人向けの学科・コースでは、公務員試験対策関連の授業を中心に受け、試験で着実に点数がとれるようにステップアップを目指します。

また、ビジネス専門学校では、自分のスキルを証明するための各種資格取得に力を入れている学校も目立ちます。

ビジネス専門学校から目指せる職業・仕事

ひとくちにビジネス専門学校といっても、そこで学べる内容や領域は多岐にわたるため、どのような学科・コースに進学するかによって目指せる職業・仕事は少しずつ変わってきます。

たとえば、以下のような職業・仕事を目指すことができます。

・ビジネス秘書
・一般事務
・企業家、経営者
・医療事務
・医療秘書
・税理士
・公務員(地方公務員、国家公務員)
・ITエンジニア
・営業
・経理
・販売

など。

目指す職業・仕事によって身につけるべき知識や技術には違いが出てくるため、ビジネス専門学校への進学を考える際には、自分が将来どのような職業に就きたいのか、どういったスキルを身につけたいのかをよくイメージしておくとよいでしょう。

ビジネス専門学校の学費、費用

ビジネス専門学校の学費は、学校ごとに金額が違うのはもちろん、同じ学校でも学科・コースや修業年限によっても変わってきます。

修業年限は2年~4年の学校が多く、大卒者などを対象とする場合は1年のところもあります。

年間の学費は100万円前後がボリュームゾーンとなっているため、2年制の専門学校であれば、一般的には200万円程度が必要になるでしょう。

ただし、学費以外にも教材費・テキスト代、学生傷害保険料、校友会費、研修旅行費などが別途必要とされることがあります。

また、資格試験にチャレンジしていく場合には、その受験料・検定料も必要になるでしょう。

そのため、学費に加えて年間で数万円~10万円以上かかってくることがあります。

ビジネス専門学校の就職先、就職率、卒業後

ビジネス専門学校を卒業した人の活躍のフィールドは、IT、金融、不動産、メーカー、サービス、飲食、医療・福祉、マスコミ、アパレルなど、じつに幅広いことが特徴です。

なお、ビジネス専門学校への入学後は、1年次から就職に直結した授業や講義が行われます。

同時に、進路に関する個別カウンセリングや豊富な求人情報の提供、試験対策、模擬面接などを通して、就職活動が終わるまで学生一人ひとりをしっかりとサポートしてくれます。

こうした手厚いサポートの結果、専門学校によっては例年就職率100%に近いような高い数字を残しています。

ビジネス専門学校の入試、志望動機、面接

ビジネス専門学校では、たいてい「一般入学」「推薦入学」「AO入学」などの複数の区分で入試が行われていますが、学校によって「昼間部」「夜間部」「通信課程」などさまざまな課程が設けられており、それぞれ入学方法が異なる場合があります。

ビジネス専門学校の入試では、現在の成績や勉強ができるかどうかよりも「これからどうなっていきたいのか」という点を重視して合否が判断されることが多くなっています。

「〇〇を学んで、将来は△△の仕事に就きたい」「〇〇の資格取得をし、△△業界で活躍したい」など具体的な志望動機を考え、きちんと目的意識を持っていることが伝わるように心がけるとよいでしょう。

ビジネス専門学校のオープンキャンパス

ビジネス専門学校は、多彩な学科・コースを設置する学校が多いため、オープンキャンパスの際には学校ごとに特色あるプログラムが用意されています。

とくに人気があるのが体験授業で、たとえばパソコンを使った事務の仕事体験、プレゼンテーションなどビジネススキルに関する体験、プログラミング体験、あるいは入学後に取得を目指していける国家資格の説明や仕事内容の紹介などが受けられることがあります。

専門学校の在校生や講師とコミュニケーションをとることができ、ビジネス専門学校での学びをより具体的にイメージできるよい機会になるでしょう。

学校によっては、オープンキャンパスへの参加がAO入試などにおける応募資格のひとつになっていることもあります。

ビジネス専門学校で学べる内容は多岐にわたっており、数あるビジネス専門学校の中から、一人ひとりの希望の進路に応じた学科・コースを選ぶことができます。

より専門的な勉強をして、就職後に即戦力として活躍できる高い能力を身につけていくためにも、自分が将来どうなりたいのかをしっかりと考え、進学先を決定するとよいでしょう。

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