ビジネス専門学校とは | 就職先や学費・勉強内容まとめ

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皆さんは「ビジネス」と聞いて、どのようなことを考えるでしょうか?

何となく「働くこと・仕事」というイメージしかないかもしれません。

このページでは、社会に出ていくうえで役立つさまざまなスキルを身につけることができるビジネス専門学校とは何か、そこではどんな職業・仕事を目指していけるのかといったことを紹介します。

ビジネス専門学校とは

ビジネス専門学校は、一般に、おもに事務・IT・簿記・経理・販売など、ビジネスに必要とされる多様な技術習得を目的とする学校のことをいいます。

そのなかでも、とくにITの教育に力を入れている学校、語学教育に力を入れている学校、公務員としての就職対策に力を入れている学校など、各校でさまざまな特色があり、ときに「総合専門学校」といわれることもあるほど多様な領域に関わるスキルを身につけることができます。

ビジネス専門学校のもうひとつの特徴は、「就職」を強く意識したカリキュラムやサポート体制が用意されていることです。

ビジネスの現場で即戦力として活躍できる能力を身につけ、個々の希望に応じた就職を実現させることがビジネス専門学校の目的です。

ビジネス専門学校で勉強すること、授業科目

ビジネス専門学校で勉強すること

ビジネス専門学校で学べる内容は、多岐にわたっています。

ひとくちに「ビジネス」といっても、学校によって設置している学科・コースは異なり、IT、事務、経営、医療、ファッション、スポーツ、ペット、マスコミなど、多様な方面に進むための勉強をすることができます。

いずれの場合でも共通しているのが、ビジネス専門学校では卒業後の就職を見据え、ビジネスパーソンとして必要となる知識を身につけ、さらに即戦力として活躍できる実践的なカリキュラムが組まれているということです。

また学校によっては、人気があり難易度も高いとされる公務員試験に向けた対策を中心的に行っていく学科・コースを設置しているところがあります。

ビジネス専門学校の授業科目

ビジネス専門学校の授業科目は、学科・コースによって異なります。

たとえばオフィス事務や経理系であれば、基本的なパソコンスキルやコンピュータリテラシー、簿記、ビジネスマナー、英会話、接遇に関する授業があります。

医療事務系や福祉系であれば、医学基礎、医療手話、ホスピタリティ、IT基礎、介護実務などの授業があります。

経営系であれば、マーチャンダイジング、ビジネスコミュニケーション、販売・経営管理、ビジネス実務マナー、企業経営理論などの授業があります。

公務員系であれば、公務員試験の内容に対応した授業を受け、着実に点数がとれるようにステップアップを目指します。

資格取得にも力を入れている

ビジネス専門学校のもうひとつの特徴として、資格取得に力を入れている学校が多いということです。

ビジネスの現場において、資格は自分のスキルを証明する材料となります。

そのため、在学中に身につけた知識・技術を示すためにも積極的に資格取得を推奨しているビジネス専門学校が多く、学生たちはITや事務、簿記をはじめ、各フィールドで活躍する際に生かせる資格をたくさん取得しています。

資格取得の状況についても、各学校はホームページなどで公表していますので、気になる人はぜひチェックしてみるとよいでしょう。

ビジネス専門学校は、ときに「総合専門学校」といわれるほど学べる内容が多岐にわたっています。

自分にとって、より学びたい内容を深く学べるようにするには、将来なりたい姿をイメージし、それに合う学校選びをすることが重要です。

幅広くビジネスの場で活躍できる人材を育成

ビジネス専門学校は、一般に、おもに事務・IT・簿記・経理・販売など、多様な技術習得を目的とする学校のことをいいます。

ときに「総合専門学校」といわれることもあるほど、多様な領域に関わるスキルを身につけることができます。

ビジネスの現場で即戦力として活躍できる能力を身につけ、個々の希望に応じた就職を実現させることがビジネス専門学校の目的です。

学べることはビジネス専門学校によってさまざまですが、いまや多くの企業が求める「ITスキル」や「コミュニケーション能力」「語学力」といったスキルを磨いていき、多様な業界で活躍できる人材を育成しています。

ビジネス専門学校から目指せる職業・仕事

ビジネス専門学校から目指せる職業・仕事

ビジネス専門学校といっても、学校ごとにどのような勉強をしていけるのかは異なります。

学ぶ内容によって目指せる職業・仕事も変わってきますが、たとえば以下のようなものを目指すことができます。

・ビジネス秘書
一般事務
・企業家、経営者
・医療事務
医療秘書
税理士
・公務員(地方公務員国家公務員
ITエンジニア
・営業
・経理
・販売

このように、ひとくちにビジネス専門学校といっても、そこから目指せる職業や職種は多岐にわたっています。

学校ごとに特徴がある

ビジネス専門学校は、とくにITに力を入れている学校、語学に力を入れている学校、あるいは公務員としての就職対策に力を入れている学校など、さまざまな特色があります。

ファッションビジネス、スポーツビジネス、医療ビジネスなど、多様な業界で活躍できるためのビジネススキルを身につけられる学校もあります。

いずれも就職を意識したカリキュラムとなっており、実践的な能力が身につけられる内容となっています。

学科・コースも学校によってまちまちなので、将来どのような仕事をしたいのかを決め、それに必要なスキルが身につけられるビジネス専門学校を選ぶとよいでしょう。

ビジネス専門学校は、学校によって学べる内容がさまざまです。

就職サポートにも力を入れている学校が多いため、自分が目指したい職業・仕事をできるだけ早いうちに明確にしておくことで、希望の進路に向かうことができるでしょう。

ビジネス専門学校の学費、費用

ビジネス専門学校の学費

ビジネス専門学校の学費は、学校ごとに金額が違うのはもちろん、同じ学校でも学科・コースや修業年限によっても変わってきます。

ビジネス専門学校の修業年限は2年~4年のところが多く、大卒者などを対象とする場合は1年のところもあります。

一般には、学校に長い期間通えば通うほど、学費の総額も高くなっていきます。

学費には入学金、授業料、施設設備維持費が含まれているのが一般的で、年間で100万円前後がボリュームゾーンとなっているようです。

ただし、80万円程度のところもあれば、120万円程度のところもあり、ある程度の幅があるため、詳しくは各学校のホームページなどで確認してください。

ビジネス専門学校の費用

ビジネス専門学校で学ぶ場合、学費以外にも諸費用が必要なことがあります。

たとえば教材費・テキスト代は学費に含まれていない場合もあり、また学生傷害保険料、校友会費、研修旅行費などが別途必要とされることがあります。

また、ビジネス専門学校ではさまざまな資格取得を目指す人も多く、資格試験の受験料・検定料も必要になるでしょう。

学科・コースによって学費以外に必要な金額にも違いがあるようですが、年間で数万円~10万円以上必要になることもあるようです。

学費サポート制度について

多くのビジネス専門学校では、さまざまな学費サポート制度を用意し、学生が安心して学び続けられる環境を整えています。

代表的なところでいうと、経済的に不安がある人などを対象とする教育ローン制度や奨学金制度が挙げられます。

また、新聞奨学生制度というものを使って、働きながら学んでいる人もいます。

さらに成績優秀な人は、学費が一部あるいは全額免除になる特待生制度を設けている学校もあります。

学費サポート制度の内容も各学校で異なっていますが、多くの学生がこうした制度を活用しながら日々学んでいます。

ビジネス専門学校は数が多く、また学科・コースも多岐にわたっているため、学費やその他の費用もまちまちです。

自分が志望する学校の学費情報はぜひ早めにチェックしておき、計画的に卒業を目指していってください。

ビジネス専門学校の就職先、就職率、卒業

活躍、就職先

ビジネス専門学校の就職先は、多岐にわたっています。

学校によって設置している学科・コースは異なり、IT、事務、経営、医療、ファッション、スポーツ、ペット、マスコミ、公務員など、多様な業種・職種で活躍するための勉強をしている人たちがいます。

そのため、ビジネス専門学校卒業生の就職先や活躍のフィールドについても以下のように幅広いものとなっています。

・IT関連
・金融
・不動産
・メーカー
・サービス
・飲食
・介護施設
・マスコミ(出版、広告など)
百貨店、小売
・医療、福祉
・アパレル
・公務員

すべてのビジネス専門学校において、これだけ幅広い分野の専門的な内容を学べるわけではありません。

学校によって、ITやパソコン関連の仕事に強いところもあれば、公務員試験対策で実績のあるところもあります。

自分が将来どのような仕事に就きたいのかをイメージしてから、進学するビジネス専門学校を選ぶとよいでしょう。

ビジネス専門学校の就職率

ビジネス専門学校は就職を重視したカリキュラムとなっており、入学後は就職に直結する授業や講義、サポートが行われています。

進路に関する個別カウンセリングや豊富な求人情報、試験対策、模擬面接など、就職活動が終わるまで学生一人ひとりをしっかりとサポートしており、こうした結果、高い就職率を残している学校が多くあります。

就職率は一概にはいえませんが90%程度、学校によっては毎年100%に近い学校もあるようです。

またビジネス専門学校では、各種資格試験の取得に力を入れているところも多く、その合格率や合格状況を発表している場合があります。

就職実績に加えて、資格の取得状況もチェックしてみるとよいかもしれません。

どのような道に進むかは人それぞれ

ビジネス専門学校では、さまざまな分野に関する勉強ができる一方、どのような学科・コースを選択するのかによって将来進める道も変わってくるため、自分できちんと進路を見定めていくことが重要です。

やりたいことを見つけ、それに見合った学校選びをしていけば、卒業後にビジネスの第一線で活躍できる確かなスキルを身につけていくことができるでしょう。

全国にたくさんある専門学校のなかでも、ビジネス専門学校はとくに多様な分野の勉強ができる学校だといえます。

就職に向けたカリキュラムやサポート体制などは学校ごとに異なりますので、学校見学などを通して、納得して学び続けられる学校選びをしてください。

ビジネス専門学校の入試、志望動機、面接

ビジネス専門学校の入試

ビジネス専門学校の入試方法は、大きく分けて「推薦入学」「一般入学」「AO入学」の3種類となっています。

このうち、推薦入学とは、高校などからの推薦によって受験する方法です。

一般入学は、学校が定める出願資格を満たした人であれば誰でも受験することができます。

AO入学は、学業の成績よりも、これから学ぶことに対する強い熱意や意欲が重視される選考方法で、さらに各学校が求める人物像に合致しているかどうかで合否が判断されます。

各ビジネス専門学校では、このような入試方法がとられているのが一般的ですが、学校によって昼間部、夜間部、通信課程などさまざまな課程が設けられており、それぞれ入学方法などが異なる場合があります。

ビジネス専門学校の志望動機の考え方

どのような入試方法で受験するとしても、「志望動機」は絶対に欠かせないものといえるでしょう。

志望動機はエントリーシートや履歴書に書かなくてはならないこともありますし、面接などの場で言葉に出していくこともあります。

ビジネス専門学校の入試では、現在の成績や勉強ができるかどうかよりも、「これからどうなっていきたいのか」という点を重視して合否が判断されることも多いようです。

志望動機は自分の熱意や意欲を伝えるための重要な要素となるため、ただ漠然と受験するのではなく、専門学校側に、きちんと目的意識を持っていることが伝わるような志望動機を考えておきましょう。

「〇〇を学んで、将来は△△の仕事に就きたい」「〇〇の資格取得をし、△△業界で活躍したい」といった明確な目標を掲げ、そう思ったきっかけとなる出来事や体験なども交えてストーリーを作っていくとよいでしょう。

ビジネス専門学校の面接のポイント

ビジネス専門学校の入試では、面接が行われることもよくあります。

しかし、面接で特別に難しいことを聞かれることはほとんどありません。

高校などでの得意科目、長所・短所、これまで頑張ってきたこと、今後の目標など、一般的な面接で問われやすいことに対してしっかりと答えられるよう準備をしておくとよいでしょう。

もちろん、遅刻をしない、身だしなみに気を付ける、言葉遣いは丁寧にするといったことにも注意することが大事です。

ビジネス専門学校の入試方法や入試内容は学校ごとに異なりますが、きちんと対策をしておけばそこまで不安になる必要はありません。

志望動機は高校の先生など周囲の人にも確認してもらい、誰が読んでも伝わりやすい内容に仕上げておくとよいでしょう。

ビジネス専門学校のオープンキャンパス

ビジネス専門学校のオープンキャンパスとは

オープンキャンパスでは、学校が一般向けに校内を開放し、参加者は学校の雰囲気をよく知ることができる機会となるイベントとなっています。

そこでは学校見学会、入試説明会、個別相談会、体験授業などが同時に行われることが多く、進路を考えている高校生などがたくさん参加します。

ビジネス専門学校の場合、多岐にわたる学科・コースを設置する学校が多いため、体験授業など、学校ごとに特色あるプログラムを用意しているところが多いようです。

また、学校によってはオープンキャンパスへの参加が、AO入試などの応募資格のひとつになっていることもあります。

オープンキャンパスは基本的に無料で参加できるため、時間がある限り積極的に参加してみるとよいでしょう。

ビジネス専門学校のオープンキャンパスの内容

オープンキャンパスへの参加は義務ではありませんが、気になっている専門学校の様子を理解するには絶好の機会だといえます。
ビジネス専門学校のオープンキャンパスで、特に人気があるのが体験授業です。

パソコンを使った事務の仕事の体験、プレゼンテーションなどビジネススキルに関する体験、プログラミング体験、あるいはさまざまな国家資格の説明や仕事内容の紹介など、さまざまなプログラムが用意されています。

このような体験授業を受けたり、学校に関する説明を受けたりすることで、気になっていたる学校のことがより深く理解できるでしょう。

在校生や講師とコミュニケーションが取れる時間が用意されている学校もあるため、学校生活や勉強で不安なことを質問することもできます。

ビジネス専門学校のオープンキャンパスに参加する際の注意点

ビジネス専門学校のオープンキャンパス時には、できるだけたくさんの人が気軽に参加できるよう、交通費の一部サポートがあったり、各エリアから無料送迎バスが出ており、それを利用して学校を訪れることができる場合もあります。

こうした情報は事前にホームページなどで公表されていることが多いため、よく確認しておくことで、より効率的に参加することができるでしょう。

なお、オープンキャンパスでは楽しいイベントもたくさん実施されますが、あくまでも学校見学の一種であるため、気を抜かず、身だしなみや挨拶などはしっかりとするように心がけたいものです。

ビジネス専門学校では、特色あるオープンキャンパスが実施されています。

ぜひ一度は参加してみると、受験に向けてモチベーションもアップするのではないでしょうか。

ビジネス専門学校で学べる内容は多岐にわたっており、数あるビジネス専門学校の中から、一人ひとりの希望の進路に応じた学科・コースを選ぶことができます。

より専門的な勉強をして、就職後に即戦力として活躍できる高い能力を身につけていくためにも、自分が将来どうなりたいのかをしっかりと考え、進学先を決定するとよいでしょう。