キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の需要と求人・採用募集状況

キャリアカウンセラーの雇用の間口は広がっている

近年、教育機関やハローワークなどの公的就職支援機関などにキャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)を常駐させる傾向が強くなっています。

不景気によるリストラや若者の離職率の増加により、公的職業紹介機関の利用者は増えており、それにともなってキャリアカウンセラーの需要も高まっているようです。

ただし、全体的にみると、正社員や常勤として安定した勤務ができる場所の求人はさほど多くなく、非正規雇用や業務委託契約で不安定な働き方をするキャリアカウンセラーも多いといわれています。

パートタイマーも含めれば、それなりの求人数は出ており、なかには未経験者や資格取得を目指して勉強中という人でも採用されるケースもあります。

この仕事では、現場でのカウンセリング経験がモノをいうところがあるため、とうに現場経験が浅いうちは正社員としての採用は非常に難しいと考えておいたほうがよいかもしれません。

正社員以外ではいくつもの職場をかけもちし、何とか生活を成り立たせている人もいるようです。

ただし、一般企業で人事などの経験がある人であれば、人のキャリアに関する仕事をしていたという点から、就職・転職時に優遇される場合もあるようです。

職種名にだけとらわれないことが大切

キャリアカウンセラーの需要が高まっているとはいえ、その仕事内容と職業名が完全に一致していない場合も見受けられるため、注意が必要です。

たとえば、「キャリアカウンセラー」という肩書きを持っていても、実際に行うのは人材派遣会社の営業やコーディネーター業務という場合があります。

一方、「キャリアコンサルタント」という名称については、現在はキャリアコンサルタントが国家資格となっていることから、この有資格者しか名乗ることはできません。

「キャリアアドバイザー」や「就職相談員」など、別の名前でありながらもキャリアカウンセラーに近しい仕事ができる職場もあります。

求人情報をチェックする際には職種名だけで判断せず、実際にどのような仕事をしているのかしっかりと調べることが大切です。