キャリアコンサルタントの求人・採用の状況

キャリアコンサルタントの就職先にはどんなところがある?

キャリアコンサルタントのおもな就職先は、企業や教育機関、ハローワークなどの公的職業紹介機関です。

就職先の種類によって、キャリアコンサルタントに求められる役割や業務の流れには違いがあります。

たとえば企業では、そこで働く従業員のキャリアパスやメンタルヘルスに関する相談業務を中心に行いますし、教育機関では学生の進路に関するサポートがメインです。

企業や機関によっては、キャリアコンサルタント資格以外に、「産業カウンセラー」や「公認心理師」などの資格が必要とされる場合もあります。

キャリアコンサルタントの就職先と活躍の場

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

キャリアコンサルタントの求人の状況

近年、教育機関やハローワークなどの公的就職支援機関などで、キャリアコンサルタントが常駐する傾向が強くなっています。

不景気によるリストラや若者の離職率の増加により、公的職業紹介機関の利用者は増えており、それにともなってキャリアカウンセラーの需要も高まっているようです。

ただし、全体的に見ると、正社員や常勤として安定した勤務ができる場所の求人はさほど多くなく、非正規雇用や業務委託契約で不安定な働き方をするキャリアコンサルティングもいます。

パートタイマーも含めれば、それなりの求人数は出ており、なかには未経験者や資格取得を目指して勉強中の人でも採用されるケースはあります。

ただ、この仕事では実際のコンサルティング経験が重視されるため、経験が浅いうちは正社員としての採用は狭き門になりがちです。

一般企業で人事などの経験があれば、人のキャリアに関する仕事をしていたという点から、就職・転職時に優遇される場合もあるようです。

キャリアコンサルタントの就職先の選び方

キャリアコンサルタントの需要が高まっているとはいえ、その仕事内容と職業名が完全に一致していない場合も見受けられるため、注意が必要です。

たとえば、キャリアコンサルタント資格を持っていても、実際に行うのは人材派遣会社の営業やコーディネーター業務中心の場合があります。

現在「キャリアコンサルタント」と名乗れるのは、キャリアコンサルタント国家資格を持つ人だけです。

しかし就職先によっては、無資格者が「キャリアアドバイザー」や「就職相談員」など、別の名前でカウンセリング業務に就いていることもあります。

求人情報をチェックする際には職種名だけで判断せず、実際にどのような仕事をしているのかしっかりと調べることが大切です。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

キャリアコンサルタントの志望動機・面接

キャリアコンサルタントは、就職や転職といった人生の転機で相談者と関わることが多い仕事です。

人がイキイキと生きるための「キャリア形成」に関して、専門家の立場でサポートできることは、この仕事の醍醐味です。

こうした人の人生を支援し、人と深く関わっていく仕事であることに魅力を感じ、キャリアコンサルタントを目指す人が多くいます。

キャリアコンサルタントの面接では、面接官との対話を通して、キャリアコンサルタントとしての適性があるかどうかが判断されます。

言葉遣いや社会人としての基本的なマナーなどには十分に気をつけたうえで、キャリアコンサルタントに不可欠な「相手の話を聞く姿勢」をきちんと見せましょう。

また、初対面の人とでも素早く打ち解けられるかどうかや、親しみやすさ、清潔感などもチェックされがちなポイントです。

キャリアコンサルタントの志望動機と例文・面接で気をつけること

就職先はどのように探したらいい?

キャリアコンサルタントの求人は、一般の求人情報サイトに掲載されています。

とくに人材系企業の募集が多いため、このような場で働きたい場合には積極的に活用してみましょう。

一方、ハローワークで働きたい場合には、各地のハローワークが独自で募集をかけることがあります。

「職業相談員」といった名称で募集されるケースが多く、キャリアコンサルタントをはじめ、産業カウンセラー、臨床心理士、社労士等のの有資格者が優遇される傾向にあります。

ただ、ハローワークの職員の多くは臨時職員であり、相談員が正規雇用で働くのは難しい場合が多いです。

学校など教育機関での勤務を希望する場合は、公立学校であれば都道府県の教育委員会が、私立学校では各学校が募集、採用を行うケースが一般的です。