アスレティックトレーナーの給料・年収・収入

日本国内におけるアスレティックトレーナーの報酬

国内でアスレティックトレーナーの民間資格を公認する「日本体育協会(JASA)」年の調査によると、約25%の方がアスレティックトレーナーとしての活動は無報酬と回答しています。
※2008年に「JASA-AT」全資格者1,029名を対象に実施(回収率約50%、505名提出) 2010年「JASA-ATマスタープラン」に記載

また同調査によると、アスレティックトレーナーの年収は

・100万円以下:約20%(102名)
・200万円以下:約6%(30名)
・300万円以下:約8%(42名)
・400万円以下:約8%(39名)
・501万円以上:約17%(88名)

となっています。

トップアスリートとの専属契約やプロのスポーツチームでのフルタイム雇用になりますと約500~1000万円の年収も期待できますが、現実的には狭き門です。

平均するとアスレティックトレーナーの年収は約200~400万円ぐらいといえるでしょう。

ただし2014年の「JASA-AT」登録者数は2,324名と5~6年のあいだに倍増していることから、アスレティックトレーナーをとりまく環境は変化し続けていると考えられます。

また柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法師、教員免許といった国家資格をあわせもつ方もたくさんいらっしゃいます。

あるいはインストラクターやコンディショニングコーチ、パーソナルトレーナーなどほかの仕事をしながら、パートタイムでアスレティックトレーナーとしての報酬を得ることも考えられます。

アメリカにおけるアスレティックトレーナーの報酬

アメリカではアスレティックトレーナーは「NATA-BOC公認ATC」という国家資格が必要な準医療従事者です。

「全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)」の「給料調査(NATA Salary Survey)」から、2011年に「NATA-BOC公認ATC」6,968名が回答したアンケートを確認することができます。

そのアンケート結果によりますと、「NATA-BOC公認ATC」のフルタイム雇用者の平均年収は

・大学卒の学士号:46,176ドル(572万円)
・大学院卒の修士号:51,144ドル(634万円)
・大学院卒の博士号:76,262ドル(945万円)

とのことです。※1ドル124円で換算

また勤続年数別にみてみますと、

・初年度:34,623ドル(429万円)
・1~5年:37,106ドル(460万円)
・5~10年:44,505ドル(551万円)
・10~15年:54,012ドル(669万円)
・15~20年:62,143ドル(770万円)
・20~25年:66,030ドル(818万円)
・25年以上:75,202ドル(932万円)

になります。※1ドル124円で換算

上記のATCの平均年収はフルタイム雇用者にかぎられており、パートタイム雇用者や学生トレーナーが存在するという現状もあります。

ともあれアメリカのアスレティックトレーナーの職業環境は確立していると考えられますので、日本でもこれから需要が高まることが期待されます。