健康運動実践指導者の給料・年収

平均年収

健康運動実践指導者の年収は、まず、どのような場所で働くのかによって異なります。

多いのはフィットネスクラブやスポーツクラブなどで、エアロビクスやスイミング、ヨガ、各種トレーニングなどのインストラクターとして勤務するケースです。

勤務先となる企業や施設によって変わってきますが、正社員であれば、月収20万円~30万円程度、年収300万円前後となる人が多いようです。

アルバイト・パートで働く人もおり、その場合は時給で給料をもらうことになります。

なお、「財団法人 健康・体力づくり事業財団」が2009年に行った調査によれば、健康運動実践指導者の年収は、201万円~400万円が最も多く34.7%、200万円未満が27.6%、401万円~600万円が13.2%、601万円~800万円が3.8%、それ以上や不詳、無回答を合わせたものが20.8%となっています。

この結果は30代以下から60代以上まで、さまざまな雇用形態で働く人のデータを集めたものであるため、これだけで健康運動実践指導者の給与水準について語ることは難しいですが、他の職種と比較して、特別に高い給与が得られるというわけではないといえそうです。

ただし、勤務先によっては資格手当が支給されたり、ボーナスの支給も行われています。

他の資格と併せ持って収入を上げる

健康運動実践指導者は、管理栄養士や栄養士など、他の国家資格とのダブルライセンスを実現させることによって、業務の幅や活躍の場を広げ、結果的に収入アップになることがあるようです。

健康づくりには、運動だけでなく栄養も重要な要素となります。

運動指導ができる栄養士が必要とされる場面もあるため、ダブルライセンスの強みを生かして付加価値をつけていけば、収入を上げやすくなるでしょう。

このほか、鍼灸師、柔道整復師といった国家資格を取得し、さらに健康運動実践指導者としてのスキルを生かして働く人もいます。

独立して活動する

健康運動実践指導者の有資格者は、独立してフリーランスで活動をすることも可能です。

フリーランスになった場合、行政や企業から依頼を受けて健康に関する講演を行ったり、イベントで運動の実技指導を行ったりと、さまざまな仕事を請け負うことができます。

フリーランスで安定的な収入を得るためには、それまでの実績や人脈、もちろん知識や技術も必要になりますが、うまくいけば多くの収入を得ることが可能です。