精密機器メーカーに特有の職種

精密機器メーカーは、どのような規模の企業であっても複数の部署から成り立っており、各部署の社員たちはそれぞれ役割を持って協力しながら働いています。

精密機器メーカーにおける職種を大きく分けると、「技術系」と「事務系」の2種類が挙げられます。

新卒採用もこの2つの区分で行われることが一般的ですが、ものづくりを行う企業というだけあって、技術系職種に携わる社員の数が大きくなることが特徴です。

ここでは、それぞれの職種の詳細と、仕事内容について紹介します。

技術系職種

技術系の代表的な職種が、研究開発やエンジニアの仕事です。

具体的には、研究・開発、設計、生産・製造技術、品質管理生産管理、技術サービスといった種類の職種があります。

独自のものづくりの原点となる技術開発の仕事や、製品の性能や仕様などを決めて形にしていくうえで必要となる設計の仕事、また生産工程や生産設備などの製造のしくみを考える仕事、製品の品質を守る仕事など、専門性を生かせる仕事がたくさんあります。

これらは、いずれも精密機器メーカーの「ものづくり」の根幹を担う重要な職種です。

工場や研究所など、本社以外の場所で働くことも多くなります。

事務系職種

事務系の代表的な職種としては、まず自社製品を世の中に販売していく営業が挙げられます。

お客さまから製品に関するニーズを聞き出し、最適な提案を行っていきます。

規模の大きな企業ほど顧客の数も大きくなるため、営業として働く人は多くなります。

そのほか、新製品を企画する仕事、マーケティングをして世の中のニーズを捉える仕事、製造に必要な部品を調達する仕事などがあります。

さらに、会社を支え、全社的な業務に関わっていく仕事もあります。

たとえば人事・総務のような社員にとって働きやすいしくみや制度を整える仕事、社員の給与計算や会計業務を行う経理・財務・会計の仕事、企業運営を法的な側面からサポートする法務の仕事、また特許の出願や管理などを行う知的財産の仕事などが挙げられます。

これらの職種の人たちは、おもに本社あるいは各営業所などで活躍しています。