看護師が学ぶべきこと(体験談)
看護師をする上で勉強しなければならないこと
看護師国家試験に合格してやっと、新人看護師として臨床現場に出るときは期待と不安が入り混じっていることだと思います。
看護師は人に対する仕事です。自分にゆとりがなければ、患者さんのケアをすることはできないと思います。
看護師も人間なのですから、感情があります。毎日・毎回、誰に対しても優しくすることは難しいでしょう。
また知識がなければ患者さんを危険にさらしてしまうこともあります。
人間的に成長するためにしてほしいこと
私は、できれば、アルバイトでも何か地域のグループでもいいから、自分より大人の人との関わりを持って欲しいと思います。
患者さんは生まれたばかりの赤ちゃんからときには100歳を超える人まで。
赤ちゃんだから、言葉が通じないから、適当な対応をしてよいでしょうか?その背景にはお父さんだったりお母さんだったり大人がいるのです。
学校でも団体行動を通してたしかに社会性はある程度身につくかもしれません。ですが、大人への対応は培われません。
アルバイトや地域のグループを通して、社会性を磨いてもらえればいいと思います。自分が身につけようとがんばらなくても、その中にいれば自然と身につくものです。
私も看護学生の頃から地域のグループに所属していました。さまざまな年齢の人がいて小さな社会といっても過言ではないところでした。
そして実際に、自分の親よりも年上の人とかかわることもあり、いろいろな話を聞きそれが実際に自分の仕事に生きています。
学校で勉強しただけでは全然たりない臨床の現場
看護系大学や看護学校など、本当にたくさんのことを勉強しなければならず、嫌になってしまうこともあるかもしれません。
しかし実際、臨床現場に出てみると、学校で習ったことは本当に基礎の部分であることは身をもって実感することになります。勉強不足は実際に患者さんに影響を与えることとなります。
かといって休む時間を削ってまで、勉強することはお勧めしません。休息をしっかりとることも、勉強だと思ってください。勉強と休息の時間をきちんと作ることができることが大切です。
勉強するときには集中して勉強しましょう。