一般事務の需要・現状と将来性

一般事務の現状

一般事務は、現状では多くの企業や官公庁、その他団体などにおいて求められる人材です。

事務作業全般を担う仕事ではありますが、勤務先によっては経理や人事など、部門をまたいだ活躍を期待さえることもあります。

仕事内容は勤務先によって特徴を変えますが、現状では残業の少ない仕事の1つに数えられています。

しかし、給与水準はあまり良くなく、月収は手取りにして20万円~25万円の水準になることが多い仕事です。

現状での社会的需要は維持される一方で、一般事務従事者としての将来性を求めることは難しいといえます。

キャリアアップを目指すのであれば、一般事務の仕事をしながら転職等のための勉強を進めることが一番の近道となる仕事です。

一般事務の需要

一般事務の仕事は組織運営において欠かせない存在であるとはいえ、その需要は年々減少傾向にある等に思われます。

その理由は「IT」が人にとって代わっていることが考えられるのです。

ホテル受付や翻訳などがITの力によって無人化されている中、ある調査によると「ITにとって代わられるであろう仕事」のランキングで、事務職は1位という結果になっています。

ITが担うということは、それだけ人間の一般事務の人員は必要なくなるということなのです。

もちろん、現状でも一般事務としての求人は各企業・団体から行われているため、よほど画期的なシステムが開発されるなどの特殊な事情が無い限り、即座に一般事務の需要がゼロになるということは考えられません。

一般事務の将来性

一般事務の需要はITによって減少する可能性が高いものの、即座にすべての事務職が無人化されることは考えられません。

ITでは代替できない仕事を中心に、これからも一定の需要は確保されるものと推測されます。

では、仮に一般事務として働くとすれば、その将来性はどうなるのでしょうか。

もし、あなたが仕事をするうえで「大きく稼ぎたい!」「自分にしかできない仕事をしたい!」という気持ちを持っているのでしたら、一般事務としての将来性には期待しない方がいいかもしれません。

一般事務の仕事は高度な専門性が求められず、代替のききやすい仕事でもあります。

専門知識やスキルアップが大きく求められる仕事と比較すると、がんばっても給料などの待遇を上げにくい仕事なのです。

もちろん、企業によっては一般事務に相応の待遇を用意しているところもありますが、全体的に見ると好待遇を期待できない仕事となります。

一般事務の今後の活躍の場

一般事務として働いて、将来的に好待遇を期待することは難しいことはわかりました。

では、一般事務として働いて、今後どのような活躍の場が待っているのかについて解説します。

一般事務としてのスキルアップも不可能ではありませんが、手っ取り早い活躍の方法としては「職種を変える」ことが挙げられます。

一般事務として働きながら勉強して知識やスキルなど、仕事で役立つ専門性を身につけるのです。

身につけた専門性を活かして、同じ会社でも人事や経理など事務以外の分野へのステップアップしたり、転職したり起業するなどの選択肢が考えられます。

一般事務は残業や時間外勤務が少ない仕事でもあるので、勉強の時間は十分に確保できるでしょう。

ITによる需要の圧迫もありますので、今後の身の振り方には十分注意する必要がありそうです。