グラフィックデザイナーのポートフォリオとは?

グラフィックデザイナーのポートフォリオ

ポートフォリオ(Portfolio)とは、もともと、「組み合わせ」「まとめる」といった意味合いが含まれ、グラフィックデザイナーをはじめとしたクリエイティブ職に就く人がこれまでに作成した作品をまとめたものです。

ポートフォリオの書式や形態、提出方法やなどに具体的な決まりなく、ポートフォリオは人によってさまざまです。

手早く自宅でプリントアウトしたものをファイルにまとめる人もいれば、画質にこだわり、印刷会社にオーダーしてまとめる人もいます。

いわゆる「作品集」といったところですが、グラフィックデザイナー志望者の作品ファイルですから、表紙や全体の構成などにも他と違った工夫、オリジナリティがあるとより評価の対象となるでしょう。

ポートフォリオに必要な要素

どこに提出するかにもよりますが、最低限、以下のようなものは作品に書き添えておく必要があります。

1.制作年月日

「制作年月日」を記載しておくと、自分自身の成長の過程がよくわかります。

また提出先・プレゼンテーションの相手からも、そのような軌跡を理解してもらったうえで見てもらえます。

2.コンセプトやテーマ

自分の計画性やそれに対する表現力を確認し、相手にも知ってもらうためにコンセプトやテーマを記載します。

3.技法に関するコメント

コメントを書くことにより、自分自身の作品に対する課題づけ(挑戦意識)や思い入れを記憶し、相手にもその情熱を伝えます。

4.使用ツール・環境(OS・アプリケーション他)

その時々の制作環境を記録するためです。コンピュータを核とする制作環境は、すさまじい勢いで変化します。

古いバージョンで制作したものと現在では、その差は歴然とあらわれるため、必ず記載するようにします。

ポートフォリオは自分の成長記録

在学中や卒業したばかりでこれから就職するという人には、とくに細かい整理と記載をおすすめします。

ポートフォリオはクリエイティブワークの新たな出発点、手がかりとなります。

昔の作品を見ることで、自分の成長を実感できることもあるでしょう。

またポートフォリオのサイトを作成して、ホームページやSNSなどを使いWeb上で公開している人もいます。

公開の目的や意味をしっかりもっていればキャリアアップにつながるだけでなく、思わぬところから評価を受けることもあります。

面接時のポートフォリオ

グラフィックデザイナーでは、就職や転職の際にポートフォリオの提出が求められます。

クリエイティブ職の面接では、採用担当者もクリエイティブ職・または経験者のことが多く、ポートフォリオを見ただけで志望者の実力や人柄を見抜くことが多いようです。

面接時に提出するポートフォリオは、できるだけ企業のカラーや求められる作品像に沿ったものにし、目に留まりやすいようインパクトのある作品を盛り込むことが大切です。

作りこまれたポートフォリオは大きな自己PRになりますが、作成には時間がかかるため、就職・転職の際にはあらかじめポートフォリオを作っておくとよいでしょう。