診療情報管理士になるための専門学校、通信講座

診療情報管理士になるための専門学校

診療情報管理士試験を受験するためには、日本病院会認定の大学または専門学校において、指定の単位を習得しているか、所定の過程を修了している必要があります。

全国各地の専門学校55校が、日本病院会認定校に指定されています。(2015年9月時点)基礎課程(1年以上)・専門課程各1年の診療情報管理課程教育を修めることで受験資格が得られます。

専門学校でのカリキュラムは主に以下の通りです。

1年次

医療事務全般について学び、基礎知識で挑戦できる各種検定

2年次(3年次のある専門学校もある)

専門性の高い学習内容に移行し、医療事務の現場実習なども行う。また、診療情報管理士資格取得に向けた学習に集中し、試験対策を重点的に行う

診療情報管理士になるための通信講座

日本病院会では、「診療情報管理士通信教育」という通信講座を主催しています。これを受講することでも、診療情報管理士の受験資格を得ることができます。

診療情報管理士通信教育の受講資格は、2年制以上の短期大学・専門学校卒業以上の学歴です。

しかし一般病院勤務経験者であれば、高卒でも受講が可能です。受講に当たっては書類選考があります。

受講期間は基礎過程1年間、専門課程1年の計2年ですが、医師、看護師、薬剤師の資格を持つ人であれば、専門課程からのスタートとなります。

受講料は2年間で20万円、専門課程のみの受講は10万円です。

カリキュラムは基礎12科目、専門9科目、合計21科目によって構成されており、修了には基礎課程24単位、専門課程24単位の修得が必須となっています。

診療情報管理士通信教育を修了し、診療情報管理士資格を取得した認定者総数は1996年の開講以来、2014年までに29,529名を数えています。

専門学校と通信教育の比較

日本病院会認定専門学校で診療情報管理士になるための勉強をするメリットは、卒業後すぐに診療情報管理士の受験資格が与えられることです。

また、他の学生と切磋琢磨できる環境のため、モチベーションを保ちやすいでしょう。

デメリットは学費の高さです。2年制の専門学校の場合、入学金・学費の合計が200万円前後です。

通信教育のメリットは、自分のスケジュールに合わせて学習ができ、専門学校に比べ学費が10分の1ほどであることです。

デメリットとしては、個人学習のため常にモチベーションを保つ努力が必要なことが挙げられます。