審判の資格

各スポーツに共通の国家資格はない

スポーツの競技審判になるために必要な国家資格、または、各スポーツに共通する特別な資格はありません。

審判になるための資格は、それぞれの競技団体ごとに設定されています。

ラグビー審判の資格

たとえば、ラグビーの審判には、下から順に「都道府県公認レフリー(C級)」、「三地域協会公認レフリー(B級とA2級)」、「日本協会公認レフリー(A1級とA級)」という資格が設定されています。

「都道府県公認レフリー(C級)」は、高校ラグビーの都道府県大会など都道府県協会主催の試合でレフリーを務めることができます。

取得の条件は、支部協会のレフリーソサエティ委員2名の推薦を得ている者で、都道府県協会が実施する認定試験に合格することです。

「三地域協会公認レフリー(B級とA2級)」は、東日本、西日本、九州の各地域が主催する試合でレフリーができます。

取得の条件は、C級レフリーの経験者か、レフリーソサエティの実施する講習会を受講した者で、各地域協会の認定試験に合格することです。

「日本協会公認レフリー(A1級とA級)」は、日本ラグビーフットボール協会主催の試合や国際大会でレフリーができます。

A1級の取得条件は、B級レフリーの経験者か、レフリーソサエティの推薦によってレフリーソサエティの行う研修会に参加して優秀な成績を収め、かつ日本協会の実施する認定試験に合格することです。

A級の取得条件は、A1級レフリーの経験者か、レフリーソサエティの推薦によってレフリーソサエティの行う研修会に参加して優秀な成績を収め、かつ日本協会の実施する認定試験に合格することです。

認定試験には、筆記と実技があります。ちなみに、男女の別や年齢、体格などは問われていません。

多くの競技団体の資格

各競技団体で審判の資格を設けている場合、たいてい、このラグビーと同じような設定になっています。

多くの競技団体で、C級が都道府県協会公認、B級が地域協会公認、A級が日本協会公認となっています。そして、資格がアップするほど大きな大会や試合で審判を務めることができます。

資格取得には、たいてい支部協会の推薦が必要で、資格取得には筆記と実技試験があるところが多いです。

サッカーの審判員の場合

サッカーの審判員も、C級からA級まで設けられています。A級審判員の資格を取れば、Jリーグの審判ができます。

プロ野球の審判の場合

プロ野球の審判も、特別な資格は必要ありません。が、日本プロ野球機構の主催する「NPBアンパイア・スクール」を受講する必要があります。

「NPBアンパイア・スクール」は、12月に約7日間開講されます。そこで審判としての資質が認められれば、翌年の春季キャンプに参加します。

そこでも適性が認められれば、審判員として採用されます。