視能訓練士の1日

仕事開始前の準備

視能訓練士は、眼科のある病院で勤務しています。ですから、視能訓練士の一日は、勤務先に患者さんが来る前の準備から始まります。

引き継ぎ等の情報を確認したり、午前中に来院する患者さんのカルテを用意したり、使用する検査道具の点検をしたりなどを中心に、他のスタッフと協力しながら、病院の環境を整えます。

診察時間前、診察時間中

診察時間前に、スタッフミーティングを行い、どういう患者さんが来て、各々いつどんな仕事を行うのかを確認します。当然ですが、毎日来院する患者さんは違いますから、動き方も日々異なります。

診察時間中は、眼科医や先輩の視能訓練士の指示のもと、検査を行います。病院によりますが、午前は初診もしくは症状が比較的軽い人の担当が多いようです。

午後は、時間をかけなければいけない大掛かりな検査を行ったり、弱視や斜視の子供に視力の改善訓練を行ったりします。

診察時間後、診察時間外

診察時間が終了した後は、次の日の診察に向けての準備を行います。特に視力の改善訓練に関しては、対象とする子供の見え方や年齢によって使う道具を選ばなくてはいけません。

中には普段めったなことで使わず、倉庫の奥に入ったまま、というものもあるので、確実に使える状態であるかどうかチェックしておきます。

医療の常識は刻一刻と変わりますし、検査・治療に必要な器具にも最先端の技術が利用されています。国家試験に合格しても、新たに技術や知識を身に着け続けなければ、職業人として役に立たなくなってしまいます。

ですから、病院内外の研修会に参加したり、眼科関連の学会誌などに目を通したりなどで、自分のスキルのメンテナンスを行うことも仕事の重要な一部分です。

ある視能訓練士の1日

07:30 出勤、 開業準備、打ち合わせ
08:00 午前診察開始、眼科検査などを行う
12:30 昼食
14:00 午後診察開始、大掛かりな眼科検査や訓練を行う
15:30 午後診察終了、片付け、翌日の準備
17:00 退勤

日によって業務終了後に院内研修に参加したり、休診日の一部は学会や院外研修などで知識や技能の向上につとめます。