レーサーのつらいこと、大変なこと

レーサーとしての実績がなければ契約金が低い

プロのレーサーとして活動している人は、レーシングチームとドライバー契約を結んでいます。その契約金額は、さまざまです。

契約金額は、レーサーとしての実績で決まります。若手の場合、年間200万円程度ということもあります。それでも、レーシングチームの数は限られていますので、レースに出られるだけでも幸せです。

レースに勝てなければ、契約が打ち切られる

レースでの成績が悪かったり、レーシングチームとの信頼関係を損なうと、契約を打ち切られる可能性が高くなります。

レースに参加して国内や世界各地を転戦すると、マシンの製造費用から維持費、メカニック担当などのチームスタッフ費用、チームの移動、宿泊代など億単位の費用がかかります。

レーシングチームは、レースに勝つことでスポンサーを集め、レースに参加するための費用やスタッフへの人件費をまかなっています。レーサーの実力不足で勝てなければ、チームの存続自体が危うくなります。

レーサーの実力不足と判断されれば、すぐに契約を打ち切られると覚悟する必要があります。

実力は上でも、資金家のレーサーに負けることがある

レーサーには、資産家もいれば、個人的にスポンサーをもつ人もいます。そういうレーサーは、資金を提供してドライバー契約を結ぼうとします。

レーシングチームとしても、レーサーとしての実力に大きな差がなければ、資金を提供してくれるレーサーの方がありがたいです。

現実に、ドライバー契約を結ぶ直前、持参金つきのレーサーに横取りされたというケースもあります。

大きな事故に巻き込まれる危険性

死亡事故も起きているように、レーサーは、危険と隣り合わせの職業です。

レース中のクラッシュはもちろん、クラッシュしたマシンから外れたタイヤに直撃されたり、他のマシンから漏れたオイルで滑ったり、タイヤがバーストしたりして事故に巻き込まれることもあります。

最近は、マシンの設計などが工夫され、トラブルがあっても死亡するケースは減っています。

それでも、自分の一瞬のミスだけでなく、不運としか言いようのない事故も起きており、レーサーは、そうとう覚悟のいる職業です。