警察学校での訓練

警察学校の訓練は厳しい?

警察学校では、主に座学と術科(武道)の授業・訓練が行われます。「警察学校の訓練は厳しい」という噂を聞いて、不安に感じている人もいるかもしれません。

しかし、警察官として採用されたばかりの時点で、地獄のような訓練が待ち構えているわけではありません。

警察学校の訓練では身体を動かす機会も多くあるので、体力があまりないうちは厳しいと感じるかもしれませんが、徐々に慣れていくものですし、前向きに取り組んでいれば見放されるようなことはありません。

訓練の種類

訓練といっても内容はさまざまですが、武道は主に「柔道」「剣道」「合気道」が行われます(選択制であることが多い)。

これらに関して、まったくの未経験でも問題ありません。礼法や基本技など、初心者向けの指導が行われています。

そのほか、犯人を制圧し、逮捕するための技術を身に付けるべく「逮捕術」の訓練や、「けん銃訓練」もあります。

警察官は、武器の使用が認められているため、その正しい扱い方を身に付けることは必須です。

また「教練」といわれる訓練もあります。これは警察官に求められる集団行動や厳格な規律を守るための訓練で、「気をつけ」の姿勢で長い時間立ち続けたり、一糸乱れぬ行進の練習をしたりします。

そのほか、基礎体力をつけるための駆け足訓練、刑事の仕事に関わる鑑識の実習など、都道府県によってさまざまな訓練が行われています。

走らなくてはならない機会が多い

警察学校では、1日の生活時間が厳しく決められています。訓練や座学の時間はもちろん、食事や入浴の時間まできちんと守らなくてはなりません。

これらの規律を守るために、点呼や次の授業のための教室移動の際なども、ダッシュをしなければ間に合わないように時間が設定されていることがあります。

最初のうちは時間に追われて走り回ることに疲れるかもしれませんが、1ヵ月もするうちに慣れてしまうようです。