高級官僚とは

官僚と階級

官僚の世界は、ピラミッド式の階級で成り立っています。

わかりやすく説明するために民間企業を例に挙げると、一番下には大勢の一般社員がおり、そこから係長、課長、部長…といったように出世していくことはよく知られているでしょう。

これと同じように、官僚も年齢や能力などに応じて、少しずつ出世していくのです。

ただし、官僚の場合、出世に関しては採用区分によってある程度決まっている面もあります。

それがいわゆる「キャリア」と「ノンキャリア」の違いであり、基本的にキャリアが幹部候補として比較的早いスピードで出世していくのに対し、ノンキャリアはそれよりもゆっくりと昇進し、課長クラスまでの階級で終わる人が多くなっています。

高級官僚について

官僚の組織では、課長、審議官、部長、局長、事務次官という名前で階級が上がっていきます。

このうち、一般的に「高級官僚」と呼ばれるのは局長クラス以上です。

ただし、高級官僚という言葉が法律で明確に定義されているわけではありません。

キャリアの官僚は、とくに問題がなければ課長まではエレベーター式に昇格しますが、それ以上のステップアップを望む場合は、ライバルとの厳しい戦いを勝ち抜かなくてはなりません。

高級官僚になれるのはキャリアの中でも一部の人のみですが、それだけに局長の年収は2000万円以上、事務次官は3,000万円程度と高額になっています。

また、いわゆる「天下り」という言葉の通り、高級官僚は退官後、民間企業や地方自治体などの役員・幹部職として再就職するケースもしばしば見受けられます。

そのため、比較的高齢になってからも多くの収入を得ている人が多いようです。