官僚の出身大学・学歴・学部で多いものは?

出身大学は東京大学が圧倒的

官僚の出身大学として有名なのは東京大学です。

国家公務員採用総合職試験の過去3年間の出身大学は1位が東京大学、2位が京都大学、3位早稲田大学となっており、各年度の合格者数は以下の通りです。

<2019年度>
1位「東京大学」307人
2位「京都大学」126人
3位「早稲田大学」97人

<2018年度>
1位「東京大学」329人
2位「京都大学」151人
3位「早稲田大学」111人

<2017年度>
1位「東京大学」372人
2位「京都大学」182人
3位「早稲田大学」123人

数値で見ると東京大学が圧倒的なのは一目瞭然です。

もちろん応募者数が多いため合格者数も多いと言いえますが、一般的に東京大学=官僚というイメージもあり、東京大学の学生はおのずと官僚を目指す風潮にあるようです。

しかし、これだけ合格者が多い東京大学ですがピーク時に比べると約半数に減少しており、今後も官僚離れが進む可能性もあります。

官僚になるには

官僚の出身大学は難関校ばかり

官僚の出身大学は東京大学が圧倒的なのは事実ですが、合格者の出身大学を見るといずれも難関校として有名な学校ばかりです。

参考までに2019年度 国家公務員採用総合職試験の合格者出身大学の上位10位を以下に紹介します。

1位「東京大学」307人
2位「京都大学」126人
3位「早稲田大学」97人
4位「北海道大学」81人
5位「東北大学」「慶應義塾大学」各75人
7位「九州大学」66人
8位「中央大学」59人
9位「大阪大学」58人
10位「岡山大学」55人

そもそも国家公務員採用総合職試験は難易度が高いため、基礎学力がないと合格は難しいでしょう。

ここで挙げた大学はいずれも国内トップレベルの学力を誇り、その難関校に合格した人たちの基礎学力は非常に高いといえます。

国家公務員採用総合職試験の合格を目指し、さらに学力を磨き入省するため、中央省庁は非常に優秀な人たちで成り立っています。

官僚の出身学部

国家公務員採用総合職試験は以下の「区分」から選んで受験します。

<国家公務員採用総合職試験の区分>
行政、政治・国際、法律、経済、人間科学、工学、物理化学・物理・地球科学、科学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境

法律や工学は採用人数が多いため、官僚の出身学部という観点からすれば法学部工学部などの学部出身者は官僚に多いかもしれません。

また、省庁によって採用区分が変わます。

外務省や法務省などは全区分を対象としています。

例えば、法務省の民事局は行政、政治・国際、法律、経済を対象にし、環境省の理工系は工学、物理化学・物理・地球科学、科学・生物・薬学を採用対象にしています。

各省庁によってや省庁内の局単位でも採用対象となる区分が変わります。

採用予定人数もかなりのばらつきがあるため、入省したい省庁が決まっている人や官僚になって何をしたいかが決まっている人は大学や学部を選ぶ時の参考にもなります。

また大学在学中に官僚を目指すことを決めた人は、自分が得意とする分野ならどの省庁を受けると合格する確率が高いかを調べるのも合格への近道になるかもしれません。