管理栄養士の1日

病院の場合

病院には入院患者さんがいるため、365日、3食の提供があります。食事時間は入院時食事療養制度によって決まっており、朝食は8時、昼食は12時、夕食は18時ごろとなっています。

大量調理を行う管理栄養士は2交代制勤務か3交代制勤務をとっていることが多く、1日の実働は7〜8時間程度です。

朝食の準備担当の日は、5時ごろには出勤します。調理開始は食事時間の2時間前と大量調理マニュアルで決まっているため、逆算して作業を行っていきます。

次のシフトで働く管理栄養士が出勤したら、引き継ぎなどを行って勤務終了となります。なお、夕食を担当する日の場合はお昼ごろに出勤し、配膳後の後片付けを終えて20時ごろの退勤となります。

日によってシフトが変わるので、20時に退社して翌朝5時に出社となると、少々大変です。

病院で事務中心の場合

栄養指導などの事務中心の場合、基本的に交代制はとられていません。勤務時間は8時半〜17時半ごろが多くなっています。病院食は入院患者さん一人ひとりの疾患によって変える必要があるため、各部署との連携も必要です。

他部署スタッフとはNST(栄養サポートチーム)を結成し、カンファレンスと回診を週1回行っています。

なお、栄養指導の内容としては、入院栄養指導が入院中2回、外来栄養指導が月1回、集団栄養指導、訪問栄養指導があります。入院患者さんの人数によって、一人の管理栄養士が月に担当する栄養指導の件数は異なります。

介護老人保健施設・特別養護老人施設の場合

病院と同様、365日3食を提供しています。2交代制勤務をとっているケースが多く、朝は5時半ごろから出勤し、実働7〜8時間程度で途中で次のスタッフと交代。交代したスタッフは、20時半ごろに勤務終了となります。

施設の場合、15時にはおやつの時間もあります。四季の行事に合わせた行事食を用意することもあります。

事務の仕事を担当する際は、献立作成も行います。また、定期的に利用されている方のところへ訪問し、各部署のスタッフを交えたミーティングも行います。

保育園の場合

昼食とおやつの提供がメインです。朝は7時出勤が多いですが、園児の人数によっては8時半以降の出勤となることもあります。

おやつの時間は午前と午後の2回組まれていることが多く、その間で昼食の調理に取りかかります。食物アレルギーの子どもが増えているため、一人ひとりに適した食事を提供する必要があります。

昼食時間は園児の年齢によっても異なりますが、だいたい10時半から11時半ごろです。その他、献立作りや発注作業、食品の在庫チェックなどを行いつつ、17時半ごろに勤務終了となります。