自衛隊の幹部になるには

幹部になる2つのルート

自衛隊の幹部になるには、主に2通りのパターンがあります。

一つは防衛大学や幹部候補生として入隊するので、始めから幹部になるのが決まってるケース。

そしてもう一つは、自衛隊に入隊してから昇級を重ねて幹部になるケースです。

防衛大学出身者のタイプ

防衛大学や幹部候補生など、入隊の時点で幹部になることが決まってる人はやはり頭が切れる人が多いようです。

幹部候補で入隊する人は部隊に配属された後は中隊長クラス以上の役職に就きますので、頭脳が明晰というだけではなく、部隊全体を統制したり把握する能力が必要になります。

ただ、直接現場で一般隊員と訓練することがないので、作戦を考えたりなど、作戦立案能力が優れているという理由だけで幹部になったりもします。

しかし、現場を経験していないだけに現場の支持が得られないこともあり、何かと苦労することも多いようです。

現場の叩き上げから幹部になるタイプ

入隊後に幹部へ昇級していくケースですが、これはいわゆる典型的な叩き上げのパターンです。

幹部になるための知識だけでなく、下の階級のときから現場を知っているので一般隊員の気持ちや立場をよく理解している人が多いようです。

また幹部候補生で入隊してきた幹部より一般隊員に接する機会が多いので、現場の隊員からの信頼は叩き上げの幹部の方が厚い傾向があります。

入隊後に幹部になるタイプですが、文武両道といったタイプが多くなります。

幹部になるための勉強は大変ですが、それだけでなく普段からの訓練もこなしているので体も鍛えられています。

現場での出来事に柔軟に対応する能力があり、人間的に魅力のある人が幹部になりやすいようです。

叩き上げの幹部は直接部隊で一緒に訓練することもあるので、一般隊員とのコミュニケーションも多くなります。

どのような幹部を目指したいか

同じ幹部でも、始めから幹部として入隊した人と叩き上げで幹部になる人とではタイプがまったく逆ということが多いです。

確実に幹部になりたい人、自衛隊内で出世したい人、持ち前の頭脳を使って部隊全体を自分の作戦で動かしたいという人は幹部候補生で入隊したほうがいいかもしれません。

逆に、訓練で一般隊員と一緒になりながら現場を指揮したいという人は、現場で下積みをしながら幹部を目指した方がいいでしょう。