ショコラティエになるには

まずは製菓学校で基礎固めを

ショコラティエは、医師や看護師、税理士などのような国家資格が必要な職業ではありません。

しかし、店舗でお菓子を扱うプロフェッショナルとして働くことになるということから、製菓に関する基本的な知識や衛生面を守るためのノウハウを身につけている証である「製菓衛生士」や「食品衛生責任者」「菓子製造技能士検定」などの資格や検定を取得してから就職試験を受ける人が多くいます。

こうした資格や検定の取得のため、さらに製菓全般の基本的な知識や技術の習得のために、ショコラティエをめざすならまずは製菓専門学校に入学するのがひとつの近道です。

製菓専門学校では食品科学や衛生学などの授業があるほか、洋菓子や和菓子の基本からチョコレート作りのコツまで幅広く学ぶことができます。

また、学校によっては海外での留学や研修の制度を設けており、有名店で短期間勉強をさせてもらうようなことも可能です。

ショコラティエをめざす人のために、チョコレート専門のゼミを設けているところもあります。こうした学校の授業や留学制度をうまく活用しながら、まずは菓子作りの基礎を固めましょう。

洋菓子店に就職

製菓の専門学校や海外の研修で基礎を学んだあとは、店舗に就職しての修行になります。チョコレートの専門店はまだまだ日本国内では少ないため、関東や関西の大都市圏を中心に店舗を探すことになります。

あるいは、チョコレートを含めた洋菓子全般の製作や販売を手掛けている洋菓子店に就職するという道もあり、まずはこういったお店からスタートするほうが現実的でしょう。

就職後は菓子店の職人のもとで、作業の一部を任せてもらいながら仕事を覚えていくことになります。

実力が認められれば徐々に任せられる作業の割合も増え、新作のアイディア出しなどにも参加させてもらえるようになります。

このような修業期間を数年〜数十年経て、実力がつき資金のめどがたてば、やがてショコラティエとして独立して自分の店を持てるようになります。