男性のバレエダンサー

国内での男性のバレエダンサーの立場

 
最近では優秀な男性のバレエダンサーが増え、活躍している人が多くいます。とはいえ、女性に比べて圧倒的に数が少ないため、男性のバレエダンサーは、日本国内では女性に比べて優遇されることが多いのが現状です。

バレエ学校によっては、男子は月謝が免除されるところもありますし、公演で持たされるチケットノルマも女性より少なかったり、持たされなかったりします。

また、発表会では、女子生徒が男性ダンサーと踊る場合、その出演料を負担することが多いので、男性のバレエダンサーの場合は、発表会への舞台出演だけで生活している人が多数います。

海外のバレエ学校の場合は授業の中にパ・ド・ドゥのクラスがあり、普段は男女別のクラスで勉強している生徒達が合同で練習しますが、日本ではパ・ド・ドゥのクラスのないバレエ学校もあります。

そのため、個人のバレエ教室でパ・ド・ドゥのクラスをしようとする場合には、その教室の主催者が、男性ダンサーを相手役として雇うことになりますので、男性バレエダンサーは舞台出演以外にもそのような仕事を依頼されることがあります。

これからの男性のバレエダンサーに求められること
昔はバレエをきちんと勉強してこなかったにもかかわらず、劇団でバレエのクラスを受けた人や、モダンダンスのダンサーがデュエットの技法も勉強せずに、見よう見まねで踊っていた人でも、バレエの発表会の仕事がたくさんありました。

しかし、最近は外国からバレエ学校を卒業して日本に踊る場を求めてやってくる男性のバレエダンサーが増えてきたため、質の低い男性のダンサーは淘汰されつつあります。

これからの将来のある若い男性のダンサーには、バレエ団に所属し、バレエ公演への舞台出演によって芸術性を高め、向上していくことが求められます。