幼稚園教諭の勤務先の種類・活躍の場

  
幼稚園教諭の勤務先は、私立幼稚園か公立幼稚園の2つの選択肢があり、幼稚園数は全国で幼稚園は約10,069校あります。

割合としては、公立幼稚園数は約4割・私立幼稚園数は約6割で、国立幼稚園はごくわずかとなり、近年では幼稚園と保育園の機能をあわせもつ「認定こども園」がつくられ需要も高まっています。

この記事では、幼稚園教諭の勤務先の種類・活躍の場について解説します。

幼稚園教諭の勤務先・働き方の種類

2つの選択肢

幼稚園に就職するにあたって、私立幼稚園か公立幼稚園かの2つの選択肢があります。

これは運営母体の違いで、

  • 私立幼稚園=社会福祉法人や学校法人
  • 公立幼稚園=自治体

が運営に携わっています。

幼稚園数は全国で幼稚園は約10,069校あります。

参考:文部科学省「令和元年度学校基本調査」

私立幼稚園か公立幼稚園の割合

公立幼稚園数は約4割、私立幼稚園数は約6割で、国立幼稚園はごくわずかです。

公立幼稚園は保育園と違い昼寝がなく、退園時間はお昼過ぎが一般的で、私立幼稚園の中には延長保育や長期休暇中の預かり保育などを行い、共働き家庭の受け皿となっているところも増えてきています。

また、2006年からは幼稚園と保育園の機能をあわせもつ「認定こども園」がつくられ、幼保連携型認定こども園として登録された施設は現在約5,276校あります。

近年ではその利便性から保育園や幼稚園を認定こども園と改める施設も増えてきましたが、この場合は保育士の資格をあわせもつ人が働く場合が多くなっています。

幼稚園教諭の仕事内容

公立幼稚園で働く幼稚園教諭

公立幼稚園は、地方自治体が運営している幼稚園で、幼稚園全体の約40パーセントを占めています。

公立幼稚園に勤めるためには、地方自治体の教員採用試験を受けなくてはなりません。

採用された際は公務員として働きます。

公立幼稚園の場合は、文部科学省の教育指導要領が基本となり、園によって大きな差はほとんどありません。

子どもを預かる時間は4時間程度です。

採用された地方自治体により、同じ自治体内の幼稚園で異動がある場合もあります。

私立幼稚園で働く幼稚園教諭

私立幼稚園は、

  • 学校法人
  • 社会福祉法人
  • キリスト教や仏教などの宗教法人

が運営している幼稚園です。

文部科学省の指導にもとづきながら、それぞれの園で特色あるカリキュラムを行っているところが多く、

  • 制服を導入する
  • スポーツや英語教育に力を入れる
  • 宗教の時間を取り入れたりする

など、園によって大きく違いがあります。

基本は公立幼稚園と同じ4時間程度となりますが、平日の夕方や長期休みなどに預かり保育を取り入れる幼稚園も増え、保育園のような機能を備えている場合も多くなっています。

私立幼稚園で働く際には、それぞれの団体の採用試験を受けて合格する必要があります。

国立幼稚園で働く幼稚園教諭

国立幼稚園は国立大学法人が運営する幼稚園で、全国に50ほどの施設があります。

入園には、ほかの幼稚園と違い厳格な選考や抽選があり、通園区域に居住していることや徒歩で通えることなどの条件があります。

国立大学法人が運営しているため、教育目的のほかに大学生による実習や大学教授による幼児の研究目的としての役割も兼ね備えています。

国立幼稚園で働く場合は、国立大学法人の採用試験を受験しますが、採用されたからといってかならず幼稚園教諭になれるわけではなく、教育委員会など別な部署との異動もあります。

認定こども園で働く幼稚園教諭

幼稚園と保育園の機能をあわせもつ新しい施設で、幼児教育と保育を同時に行う目的でつくられました。

全国でも増えてきていますが、認定こども園で働くためには幼稚園教諭と保育士の資格を両方取得していることが必要なため、注意が必要です。

「幼稚園教諭の勤務先の種類・活躍の場」のまとめ

幼稚園教諭の勤務先は、大きく私立幼稚園か公立幼稚園の2つの選択肢があります。

割合としては、公立幼稚園数は約4割、私立幼稚園数は約6割で、国立幼稚園はごくわずかとなり、近年では幼稚園と保育園の機能をあわせもつ「認定こども園」がつくられ需要も高まっています。

認定こども園で働くためには幼稚園教諭と保育士の資格を両方取得していることが必要です。