教室内やその日使う道具を整えたり、事務所の整理をしたり、子どもを迎えるための準備を済ませます。

子どもを迎えに行くバスが出発するまでに、自分のクラスを整えておかなければならないため、朝は忙しい時間となります。

バスで子どもを迎えに行く先生、園庭やいろいろな場所の遊びの設定や危険がないかなどの確認を、先生などと分担して自分の仕事をしていきます。

幼稚園によっては英語や宗教などの時間を設けたり、さまざまな工作や製作をしたり、スポーツに力を入れるなどさまざまなカリキュラムを取り入れています。

たとえば、1月ならお正月遊びのお手玉や羽子板、コマ回し、すごろくなどの伝統的な遊びをしたり、春には花を搾って色を出す遊びや、花ビラをたたいて半紙などに花の形をうつす遊びをしたり、季節のイベントに合わせてさまざまな工夫を凝らします。

食べ終わった子から片づけをし、教室で本を読む、絵を描く、折り紙をするなど落ち着いた遊びをして過ごし、帰宅時間までを過ごします。

預かり担当の教諭以外は一日の反省会を行います。

子どもと過ごす以外の部分でも、幼稚園教諭の仕事はさまざまなものがあり、日によっては夜遅くまで仕事をすることもあります。

預かり保育がある場合は、最後の子どもの帰宅を見送ったあと、幼稚園内を点検し施錠して帰宅します。