Webメディア企業と雑誌、新聞との違い

Webメディアと雑誌や新聞は、いずれも「メディア」という同じ括りの中で語られることもありますが、それぞれ異なる特徴を持っています。

ここでは、Webメディアと雑誌、新聞のおもな違いについて、さまざまな視点から考えていきましょう。

情報量の制限の違い

Webメディアと雑誌、新聞の大きな違いは、そこで掲載できる「情報の量」が異なるという点にあるといえるでしょう。

より詳しくいうと、雑誌や新聞は紙媒体であり、どちらも決められた枠(紙面)の中でバランスをとりながら、必要な情報を掲載していくのが普通です。

どれだけ伝えたい情報がたくさんあっても文字数には制限が出てきますし、写真や図表のレイアウトにも気を配る必要があります。

「あれもこれも」とはいかないのが、雑誌や新聞の特徴。限られたスペースで、どれだけわかりやすく、読者の目を引く記事を掲載するかという観点で作られていきます。

一方、Webメディアはそこまで厳しい情報の制限がありません。

もちろん、そのメディアに適した情報量というものはありますから、作り手の一方的な気持ちだけでやみくもに情報を増やしていくわけではありません。

しかし、紙媒体に比べれば、文字数や写真・図表も柔軟に増やしやすいという特徴があります。

また、Webメディアではリンクを張ることで、読者を別のページに誘導して違う情報を与えることも可能です。

情報の広がり方、スピードの違い

雑誌、新聞

雑誌や新聞は、基本的に読者が一人で記事を読み、その記事の中だけで意見がまとまる自己完結型のものとなっています。

一方、Webメディアは即時にさまざまなサイトを横断することができ、他の人の意見を読んだり、自分の意見をそのままSNSなどで発信したりすることが可能です。

紙媒体でも読者の声の投稿や投書など意見を他者に伝えることはできますが、情報を伝えるスピードは圧倒的に差が出てきます。

Webメディアの「即時性」という点は、紙媒体とは大きく異なる点だといえるでしょう。

集客のしくみに関する違い

雑誌、新聞はどちらも基本的に、消費者が「これを読みたい!」と思った場合にお金を出して購入・購読するものとなっています。

しかし、Webメディアの記事は無料で公開されているものが多く、お金をかけずに情報を取りに行くことが可能です。

Webメディアのほうが情報を広めるためのハードルは低いといえますが、紙媒体は読者がお金を出している分、しっかりと読んでもらいやすいのは確かです。

Webメディアの場合、読者にとって興味のない記事であると簡単に流されてしまう可能性も高くなります。