スーパーバイザーの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

スーパーバイザーを目指すきっかけで多いものは?

スーパーバイザーを目指すきっかけとして多いのは、現在の仕事からステップアップしたいというものです。

スーパーバイザーは、新卒や未経験からいきなりなれる職種ではありませんし、また世間一般の知名度としても、そこまで高いほうではありません。

現場の第一線で働いている人、あるいは働いた経験のある人が、プレーヤーからマネージャーに昇格したいと、スーパーバイザーを志望するケースが大半です。

ただし、新卒採用の時点から、将来の目標としてスーパーバイザーになることを掲げて入社してくる人もなかにはいます。

そうした人は、マーケティングやマネジメント、コンサルティングなどを勉強したことがある人や、事業経営に対する興味が強い人が多いようです。

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スーパーバイザーの志望動機の考え方

スーパーバイザーは、なりたいからといって、入社後いきなりなれるものではありません。

現場を指揮できるレベルの豊富な知識と実務経験が不可欠であり、少なくとも数年、あるいは10年以上のキャリアを重ねる必要があります。

従って、スーパーバイザーの志望動機については、「どのようなキャリアパスを経てスーパーバイザーにたどり着きたいか」という部分に焦点を当てて考えてみるとよいでしょう。

そのためには、まずスーパーバイザーの仕事内容や求められる能力、適性などについて、きちんと下調べをすることが必要です。

ディテールまで正確なキャリアパスを描くことができれば、志望動機も自ずと説得力のあるものとなるでしょう。

スーパーバイザーの志望動機の例文

コンビニエンスストアのスーパーバイザーを志望する場合の例文

「私は大学時代の4年間ずっとコンビニエンスストアでアルバイトをしており、バイトリーダーとして店長を補佐してきました。

小売の商売が性に合っていたのか、毎日仕事が楽しく、新商品の発売日にPOPをつくったり、フェアのたびに店内を飾り付けする作業が好きでした。

ただ、商品の仕入れ数や価格設定など、店長の仕事ぶりをずっと間近で見てきて、「自分ならこうするのに」というもどかしい思いも感じてきました。

御社を志望したのは、自分ならもっとうまくやれるという店舗経営に対する強い思いがあり、それを証明したいからです。

各店舗を管理する本部機能についてイチから学び、ゆくゆくはスーパーバイザーとして活躍することが私の目標です。」

アパレルのスーパーバイザーを志望する場合の例文

「私は昨年まで、百貨店の婦人服コーナーで約5年間にわたって販売スタッフを勤めて参りました。

当初はさまざまなお客さまを相手に戸惑うこともありましたが、慣れるにつれ、お客さまの服装や持ち物などから好みのスタイルを類推し、先回りして提案できるようになりました。

契約の問題で退職することになりました折、顧客の接客満足度にこだわる御社の採用情報を見つけて、応募させていただきました。

現場で身につけた接客術を、今度はスーパーバイザーとして、ほかのスタッフに伝える側にまわりたいと思っています。」

コールセンターのスーパーバイザーを志望する場合の例文

「私は現在、クレジットカード会社のコールセンターでオペレーターとして働いています。

現在の職場では新人教育も担当しており、マニュアルの改訂にもたずさわりました。

今回、御社が新たにコールセンターを立ち上げ、そこのスーパーバイザー候補を募集していると伺い、応募させていただきました。

スーパーバイザーとしての実務経験はありませんが、先般「スーパーバイザー士」の資格を取得し、ひと通りの知識は身についたものと考えております。

近い将来にスーパーバイザーになることを視野に入れつつ、御社で働きたいと考えております。」

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スーパーバイザーの面接で聞かれること・注意点

スーパーバイザーの面接で聞かれるのは、これまでの経験と実績がどのくらいあるかです。

勤務歴や担当していた業務内容、役職などについて、根掘り葉掘り尋ねられることになりますので、きちんと答えられるように準備しておきましょう。

とくに、店長や副店長、リーダーなど、ほかのスタッフを率いた経験については、具体的な人数や心掛けていたことなど、できる限り詳細に語れるようにしておくと効果的です。

まったくの未経験者については、大学で学んできたことや自主的に勉強してきたことなどで、スーパーバイザーの仕事に生かせそうな知識があることを述べるとよいでしょう。

ただし、それでもいきなりスーパーバイザーになることはできませんので、「まずは現場でキャリアを積む」という意思があることも、併せてはっきりと面接官に伝えるべきです。

スーパーバイザーの自己PRのポイント

スーパーバイザーは、数多くのスタッフを統率し、事業を成功させるために監督として采配をふるう職種です。

したがって、採用面接においては、リーダーシップや統率力、指導力があることをPRするとよいでしょう。

その際は、学級委員や生徒会、部活動のキャプテン、サークルの幹事など、過去のエピソードに基づいてアピールすることがポイントです。

中学生や高校生など、これからスーパーバイザーを目指す人については、学生のうちにぜひ一度そうした役職を経験してみることをおすすめします。

「人の上に立つ」ということの難しさは、実際に体感してみなければわからないものですので、スーパーバイザーの向き不向きを確かめるうえでも、貴重な経験となるでしょう。

スーパーバイザーの履歴書で気をつけるべきことは?

スーパーバイザーの求人では、一般的に即戦力となれる人材が求められます。

どんな知識とスキルがあるかを証明するためにもっとも効果的なのは、自身の職務経歴についてきちんと明らかにすることです。

このため、スーパーバイザーの履歴書では、職歴欄に注力するとよいでしょう。

市販の履歴書では、十分なスペースがないかもしれませんので、できれば職務経歴書を自作し、履歴書とともに持参することをおすすめします。

手元に職務経歴書があれば、面接の際の質疑応答にも役立つでしょう。

スーパーバイザーの志望動機で悩んだら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途でスーパーバイザーへの転職を目指しているものの、志望動機や面接に自信が持てない場合は、転職エージェントで添削を無料で受けるのもおすすめです。

スーパーバイザーの仕事に詳しい転職アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、書類通過率や合格率をアップさせることができます。

また、業界情報を聞くことができたり、スーパーバイザーの「非公開求人」の情報を得ることもできます。

まだ転職するか迷っているという段階でも、早めに専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができるでしょう。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

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