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仕事体験談

自分の仕事が形になるというのは嬉しい

回答者 : キハ40さん(女性/45歳)

職業名 : 地方の情報誌製作現在の状態 : 経験者経験年数 : 2社合計で13年

仕事内容
学校を出て最初に就職した出版社は、私が学生時代に読者として読んでいたバイク情報誌を作っている会社でした。

勤務地は本社の札幌です。

当時は仙台や千葉にも支社がありました(今はないと思います)私がいたころは120人くらいの規模でした。

とても好きな雑誌で、ときどき開催されるイベントにも参加していましたので、作る方のスタッフの一員になりたい、というのが目指したきっかけです。

しかし配属されたのは、自動車の情報誌を作るチームでした。

結局、退職するまでの8年間、ずっとその雑誌を担当しました。

営業、制作、編集、総務など、部署は分かれていますが、担当の地域が決められていて、そのエリアの自動車店については、営業も記事を書くのもイベントの取材も撮影も配本も、広告料金の集金まで担当者がやる、という感じでした。

中古車情報の原稿作りや撮影、イベントの取材、帰社してからの制作作業と校正まで、がメインの仕事でした。
仕事のやりがい
自分が書いた文章や撮影した写真が雑誌になる、というのはとても嬉しいことです。

それが一番のやりがいでした。

また記事のおかげで車がたくさん売れたり、観光客がいっぱい来てくれたり、それでお客さまが喜んでくれたりお礼を言われたりすると、とても嬉しかったです。
覚悟しておいた方がいいこと
出版業はどこもそうですが、締め切りが近くなるとどうしても残業が多くなります。

イベントは土日が多いので休みも不規則です。

そういう勤務環境はいいとは言えませんが、逆に忙しくないときは平日であっても自由に休みが取れたので、私はそのメリハリが好きなタイプでした。
給料・待遇
最初の自動車情報誌のときは、新入社員のときはあまりいい給料ではありませんでした。

年数が経つにつれてリーダーになったり主任になったりしていくので、若干上がりましたが、それでも友達と比べるといい方ではありませんでした。

社員ではなくエリアプロモーターという半分個人事業主のような、契約社員のような立場でした。

そのため仕事量によって収入が違い、例えば富良野美瑛がオフシーズンになる11月は一か月10万円にもいかないし、逆にトップシーズンの夏は手取りで60万円を超えることもありました。

その代わり自分の時間は全くなかったですが。
この職業の恋愛・結婚事情
出版業は特殊な世界なので、この状況をわかってくれるひとと結婚されるとよろしいかと思います。

私も社内結婚です。

ハンティングが活発なので転職率も高いし、フリーランスになる方も多いですので、安定というのは望めないかもしれません。

そのせいか同時に離婚率も高い世界かと思います。
この職業を目指す人へのメッセージ
残業が多くても休みが不規則でも、それでも楽しいと思える仕事です!

やはり自分の仕事が形になるというのは嬉しいものです。

またローカル誌だったので、地元愛も育ちます。

退職後、私は自分の店(ギャラリーカフェ)をオープンして、今は自営でやっております。

これもかつての経験があってこそだと思っています。

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